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2018年9月18日のブックマーク (3件)

  • 中東の窓 : イドリブ総攻撃の中止(シリア)

    イドリブ総攻撃の中止(シリア) 2018年09月18日 10:33 シリアロシア どうやら政府軍等のイドリブ総攻撃は中止になった模様です。 イドリブに関しては、ロシア―トルコーイランの首脳会議が合意に失敗した後、トルコとロシアが大統領レベル等で、鋭意協議をしてきて、17日にはクリミアのソチで首脳会議がありました。 その結果、政府軍と反政府軍との間に非武装地帯を設けることで合意が成立し、攻撃は避けられることとなった模様ですが、これはエルドアンの粘り勝ちか、プーチンも国際的な影響の大きいい攻撃には気乗り薄だったのか? このロシア―トルコの協議には、アサド政権は勿論、イランも参加していないし、また旧ヌスラ戦線に対するトルコの影響力も限られていると思われるので、まだまだ停戦が破られる可能性は残っていると思います。 いずれにしても、少なくとも、当面はロシアの支援する政府軍等の総攻撃は行われないことに

  • シリアで拘束されたスペイン人元人質の証言──安田純平さん事件のヒントとして

    <安田純平さん拘束の1カ月後にシリアの武装組織に拘束され、10カ月後に解放されたスペイン人ジャーナリストが、「通訳兼コーディネーターに裏切られた」と語っている。その通訳とみられる人物に質してみると......> 安田純平さんがシリア北部で武装組織に拘束されて3年がたったことについて、先月のコラム (「安田純平さん拘束から3年と、日の不名誉」)で取り上げた。しかし、7月末にインターネットの動画サイトに掲示された、オレンジ色の服を着せられ、銃を突きつけられた安田さんの動画については詳しく触れなかった。安田さんが「私の名はウマルです。韓国人です」と語ったことなど、謎ばかりだった。 安田さんの関連で情報を探すうちに、シリア国境に近いトルコ南部にいるという「ウサーマ」という人物と連絡がとれた。日のメディアとも仕事をしている英語・アラビア語の通訳兼コーディネーターだと名乗った。 ウサーマは「ヌスラ

    シリアで拘束されたスペイン人元人質の証言──安田純平さん事件のヒントとして
  • シリア内戦「最後の激戦地」に集結する反体制派―300万人の民間人に迫る化学兵器の脅威(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース

    シリア北西部イドリブでの攻防戦は、シリア内戦最後の激戦地になるとみられる300万人の住民がいるなかで化学兵器が使用される公算が高いことから、「21世紀最悪の人道的破局」が懸念されているその行方はロシアとトルコの外交交渉によって左右される シリアでは各地を追われた反体制派が北西部イドリブに集結するなか、アサド政権が化学兵器を使用する公算が高くなっている。反体制派の最後の拠点となったイドリブには約300万人の住民が取り残されており、国連は「21世紀最悪の人道的破局」を警告している。 化学兵器の脅威 2011年に始まったシリア内戦は、最終盤を迎えてさらなる悲劇を産もうとしている。 アサド政権によって各地を追われたイスラーム過激派や世俗派の反体制武装勢力はイドリブに集結。反体制派の最後の拠点になったこの地で、アサド政権が化学兵器を用いる懸念が高まっているのだ。 シリア内戦ではこれまで、首都ダマスカ

    シリア内戦「最後の激戦地」に集結する反体制派―300万人の民間人に迫る化学兵器の脅威(六辻彰二) - エキスパート - Yahoo!ニュース