ブックマーク / satoshi.blogs.com (20)

  • 米国人にとっての捕鯨・イルカ漁

    ケネディ大使のイルカ漁に体する発言を「内政干渉」と大騒ぎをしている人がいるが、彼女の発言を理解するには、イルカ漁やクジラ漁が米国人にとって、どんな意味があり、何を象徴するか、を理解する必要がある。 マウイの Whalers Villege ショッピング・センターには、捕鯨博物館があり、そこには捕鯨の歴史が淡々と綴られている。鯨油や鯨蝋(げいろう)が石油の代わりを果たし、鯨ひげがプラスチックの代わりを果たした時代に、その商業的価値のために、大量の鯨を虐殺して来たこと、ラハイナの待ちが捕鯨で発展して来たことなどを、歴史の一コマとして描いている。 捕鯨博物館の出口には小さな映画館があり、鯨がダイナミックに泳いだりジャンプしたりするさまを映し、鯨の生体や、ハワイの観光産業にとっての価値を説明している。 そこにあるのは、捕鯨という「過去」と、観光資源・人類の宝としての鯨の「現在」の対比だ。 つまり、

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    vid 2014/01/27
    「日本人にとっても野蛮でなくてはならない」と言う思い込みから書かれているように読める。そもそも「我々にとっての野蛮な過去だ」を「誰かに押し付ける行為」が「野蛮」と言うのが、人の歴史が繰り返したことだろ
  • 政治家も国民も信用できないから憲法がある

    橋下さんが、憲法の96条改正について「政治家からの発議の敷居を下げるべき」「国民をもっと信頼すべき」と理論を展開しているが(参照)、そもそも憲法が他の法律の上位に位置づけられており簡単には変更できなくなっている根の理由をちゃんと考えてみれば、この理論は少しおかしい。私はこれまで橋下さんを支持して来たが、この件に関しては正直言ってがっかりだ。次の選挙では投票すべき別の政党を見つけなければならない。 憲法がこれほどまでに変更しにくくしてあるのは、人間はそもそも弱い生き物で、どうしても私利私欲に走ったり、目先の利益を優先して大きな問題を先送りしたり、マスコミの報道することを頭から信じてしまったり、調子の良いことを言う政治家に騙されてしまったり、その場の勢いに流されて思考停止をしてしまったりするからだ。つまり、政治家も国民も「信用」などできないのだ。 憲法を「アメリカから押し付けられた憲法」と呼

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    vid 2013/05/05
    この論理だと、軟性憲法の国家はぐだぐだな運営になってなきゃおかしいよなぁ?
  • スパコン「京」に関する素朴な疑問

    昨晩放送されたNHKのクローズアップ現代「超高速計算が起こす“新・産業革命”〜スパコン「京」のひらく未来〜」を見た。来ならば「スパコンを使ったシミュレーションを使えば...」と一般名詞を使うべき部分をことごとく「京を使えば...」と言い換えているため、すっかり「ちょうちん番組」に成り下がっている。 「なぜ京なのか?」という部分が私には全く伝わって来なかったのだが、この番組を見た人の大半の人は、「京ってすごい。事業仕分けなんかしなくて良かった」と感じたに違いない(というか、そうなるように作られている)。 この番組を見て、私の頭の中には以下のような疑問が次々と浮かんだのだが、この番組はこれらの疑問に答えていないどころか、疑問を提示すらしていないのが何とも残念だ。 当に大量の税金をつぎ込む価値があるのか?税金を使うにしても、もっと別の方法があるのではないか? 無料で京を使わせてもらえる研究機

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    vid 2013/01/09
    スパコンクラスになると、特化して使うにはどれもプログラムの個別カスタマイズが必要なはずだが。そこを上手くライブラリ化できてるならコンパイルで終り。後、計算内容の得手不得手もあるからなぁ。
  • 特許庁のシステム開発が破綻した本当の理由

    特許庁と東芝の新システム開発契約打ち切りについて、なぜこの開発プロジェクトが破綻したのかについて私なりの解説をしようとバックグラウンドを調べたところ、調べれば調べるほど、この問題の根底には(1)コスト意識が欠如し自分たちが「公僕」であることを忘れてしまった霞ヶ関官僚、(2)霞ヶ関から流れて来るお金にたかる IT ゼネコン、(3)そのお金の流れに対する影響力を利用して票を稼ぐ政治家、という原子力業界と全く同じような構図があることが明らかになり、ウンザリしてしまった。 破綻の原因は、ソフトウェア・アーキテクチャやプロジェクト・マネージメントにあったのではなく、「競争原理が正しく働かない社会構造」そのものにあるのだ。これではうまく行くはずがないし、たとえうまくいったとしてもやたらと高くつく。 そもそも破格だと言われた99億円という落札価格も、私から見ればどうみても高すぎる。特許庁のシステムであれ

    特許庁のシステム開発が破綻した本当の理由
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    vid 2013/01/07
    とりあえず運用考えずにシステムだけとしても、10人で1~2年って、そもそもそのクラスの人間10人を1千万~2千万/年程度で集められるのかなぁ?
  • たかが電気、されど電気

    メルマガ「週刊 Life is Beautiful」で「なぜ日は原発を止められないのか」という連載を始めた。通信業界の東京電力に相当するNTTで働いていた経験を活かし、霞ヶ関や東電のエリートが何を考えてあんな行動に走るのかを解説する。ちょうど良いタイミングで先日の「さようなら原発10万人集会」での坂龍一氏の「たかが電気のためになんで命をさらさなければいけないんでしょうか」という発言が注目を集めているので、このブログでもひと言書いておく。 「たかが電気」という発言に対して「電気を止めたら死んでしまう病人がいる」「真夏にクーラーがかけられなければ、熱中症で死ぬ人がいる」と噛み付いている人がいるが、これらの指摘は大間違いである。日は、原発を止めたぐらいで、病人の生命維持装置が止まってしまったり、熱中症で死ぬ人が増えたりする国ではない。 当の理由は別のところにある。日経済が重度な「原発依

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    vid 2012/07/17
    やっぱり一度広域ブラックアウトが起きないとダメだな。身をもって体感しないと。数日間クラスの大停電をね。
  • 野田総理の言う「電気がもたらした豊かで人間らしい暮らし」のイメージを作ってみた

    野田総理の原発再稼働へ向けた会見には違和感を覚えた人も多いと思うが、私がもっとも違和感を感じたのは「私たちは、大都市における、豊かで、人間らしい暮らしを電力供給地に頼って支えて来ました」という一節。 野田総理が(実際にはその後ろにいる経産省が)言うところの「大都市における豊かで人間らしい暮らし」とは何を指すのだろうか?すぐに頭に浮かぶのは、オール電化のマンション、クーラー、電気ポット、食洗機、24時間営業のコンビニエンスストア、50インチの液晶テレビ、パチンコ屋、ゲームセンター、ネオン街などだ。 イメージにしてみるとこうなる。 一方、原発事故が福島県の人々から奪ったのは、一生かけて育んで来た畑であり、安心してべられる地元の材であり、校庭で泥まみれになって遊ぶ子供たちの笑顔である。 どちらを「人間らしい豊かな暮らし」と呼ぶべきか、どんな国を私たちの子孫に残したいのか。今一度考え直すべき時

    野田総理の言う「電気がもたらした豊かで人間らしい暮らし」のイメージを作ってみた
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    vid 2012/06/10
    医療。交通システム(信号機など)。鉄道システム。工場(工場稼働による雇用含む)。セキュリティ。情報通信(電話含む)。株システム。etc...はどこに?//田舎だと恩恵を「受けてない」と?
  • 最新の研究で「低線量被曝にしきい値がない」ことが明確に

    福島県放射線健康リスク管理アドバイザー・山下俊一長崎県大学教授は、就任以来「100ミリシーベルトは『しきい値』以下なので安全。毎時10マイクロシーベルト以下なら外で遊んでも大丈夫」と言い続けて来た。 実際のところは、「100ミリシーベルト以下の低線量被曝をした場合の癌による死亡リスクの増加が統計データにつきものの誤差にまぎれてしまい、測定できていなかった」というのが科学的に見て、もっとも客観的な表現であったにも関わらず、「100ミリシーベルトは大丈夫」と主張し続けた山下教授の無責任さは科学者にあるまじき姿だ。原子力ムラの住人、御用学者と批判されても仕方が無い言動だ。 しかし、1年前の話をいつまでもしていても意味がない。注目すべきは、この分野における最新の研究結果だ。 先週、放射線影響研究所から、広島・長崎の被曝者たちを50年以上わたって追跡調査した結果、低線量被曝には「しきい値」などなく(

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    vid 2012/05/01
    追試が無い論文ほど信用できないものは無いんだが? それにこの論文、武田センセイも絶賛してたみたいだしなぁ。
  • 驚異的な伝染力を持つパズルに関する一考察

    すでに見た人も多いと思うが、このパズル(左図)がネット上にものすごい勢いで広がっている。私自身、Facebook で4回見たし、email で2回受け取った。 パズルそのものも面白いが、もっと興味深いのは、このパズルの強烈な伝染力。難しさ(というか簡単さ)が絶妙で、解いた人が他の人にもぜひ見せたくなるのが特徴だ(そういう私も、こうやってブログで広めている)。 アプリやサービスを作るなら、これぐらいの伝染力を持つものを作りたいものである。

    驚異的な伝染力を持つパズルに関する一考察
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    vid 2012/04/12
    このテキストを画像ソフトにコピペします。周りに塗りつぶしをかけます。……ってのが昔あったな。
  • 自分の庭先に作れないほど危ないものは、他人の庭先にも作るべきではない

    左の写真は、東京渋谷区のクリーニング店で見かけた張り紙。冗談混じりではあるのだろうが、これが東京に住む人たちにとっての放射能の存在なのだろう。 少なくとも東京に住む限り外部被曝の心配はないし、内部被曝もいちいち気にしてはいられない。小さい子供のいるお母さんの中には出来るだけ西日材を使うようにしている人もいるだろうが、わざわざ声を大にしてそれを言う必要もない。 ある意味、東京の人たちにとっては、「ただちに健康に害を及ぼす」花粉の方がよほど迷惑な存在だったりする。 福島で暮らす人たちと比べれば、ストレスも晩発性の健康被害の可能性もゼロに近いわけで、結果からみれば、やはり「人口密集地に原発を作らなくて良かった」という話なのかも知れないが、あれだけの被害を福島にもたらしておきながら、「電力が足らないから原発は再稼働するしかない」と平気で言える経産省の役人の神経は私には理解できない。 自分の庭

    自分の庭先に作れないほど危ないものは、他人の庭先にも作るべきではない
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    vid 2012/04/02
    別に隣に出来てもかまわないが。ただし、きちんとリスク管理しなきゃダメだけどね。って言うか、隣に作るなって、ゴミ処理場は? 埋立地は? どちらも必須施設だよね。0/1思考が問題なのに、同じ愚を犯してる。
  • 放射性物質の風が吹くと「えせ科学屋」が儲かる

    原発事故が起こり、大気中に放出された放射性物質が風にのって広範囲に広がる 政府が事故の影響を最小限に見せようとし、「もう人が住めない地域」があることを素直に認めない 御用学者が科学的に根拠のないことを言い始める(100ミリシーベルト以下の被曝では健康に影響はない。プルトニウムは飲んでも大丈夫、など) 国民が政府と科学者の言う事を信頼しなくなる 地域住民が自主的に除染をしようとするが、通常の除染方法はコストも時間もかかる そこに「撒くだけで除染ができる」魔法のようなEM菌を売る業者があらわれる 科学者は、EM菌の除染効果は疑わしく、科学的根拠もないと主張する 科学者すらも信じられなくなった住民は藁にもすがる気持ちでEM菌を買う ちなみに、EM菌とは、自然農法のための土壌改良用に開発された微生物群のこと(Effective Microorganisms=有用微生物群)。土壌改良に関してはそれな

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    vid 2011/11/18
    3の『御用学者が科学的に根拠のないことを言い始める』の例として100mSv出してるが、この区切り自体が過去の被害の統計で出した人体影響の数値なんだがなぁ。論拠が「御用」本人からじゃない。
  • 原発どころか火力発電所まで不要にする夢のエネルギー、E-Cat

    ForbesのHello Cheap Energy, Hello Brave New Worldという記事によると、今月の28日についに夢の発電システム E-Cat の1メガワットの発電施設のデモがイタリアのボローニャで公開されるらしい。 発明者は Andrea Rossi。2008年に出願された特許によるとニッケルと水素を核融合させて銅に変換する際に生じるエネルギーを使う「低温核融合(Cold Fusion)」らしい(Rossi自身は、Low-Energy Nuclear Reactionと読んでいる)。 これまでも何度か招待制で小規模な発電のデモをしているが、出席者の中にも「これはエセ科学にすぎない」と決めつける人もいるぐらいで、多くの人たちが懐疑的な目で見ている。 確かにWikipediaの記事を読むとエセ科学にしか見えないのだが、それでもForbesが取り上げるのは、「人類はいつか

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    vid 2011/10/19
    ここまでド派手なものなら、理論裏づけが先に出るんじゃないか? 核融合って、やってみて出来て、そこから解析~な世界じゃないと思うんだが。
  • まだ完全には解明されていない低線量被曝

    Blogosを見て気がついたのだが、池田信夫氏が武田邦彦氏にけんかを売っている(参照)。池田氏がこの手のけんかをしばしば仕掛けるのは良く知られたこと。トラフィックを稼ぐのには良いかも知れないが、他の人にはあまり真似をして欲しくない手法だ。 池氏の発言で一つだけ気になった点があったので指摘しておく。 (武田氏は)...(前略)...と書いているが、何を根拠に「ほとんど判っていない」などといっているのか。被曝と健康被害の関係については、不幸なことに広島・長崎の被爆者12万人のデータがあり、きわめてくわしく正確にわかっている。その被爆者の調査をした近藤宗平氏もいうように、100mSv以下の被爆者には統計的に有意な健康被害が出ていないのだ。 この「きわめてくわしく正確にわかっている」という表現は私の理解とは大きく異なっている。広島・長崎の被爆者のデータに関しては、米国が軍事秘密扱いしたこともあり、

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    vid 2011/10/06
    未だによくわかっていないほど「ノイズ」にしかなってないって事じゃないの? ノイズ以上だ!と叫ぶ人が居るし、線形予測モデルとも言うけど、結局それを示す証拠が見つからないってのがなぁ。
  • なぜ日本では「市民運動」が格好ワルイいのか?

    原発事故以来、色々なことを考えているのだが、その一つが「なぜ日では民意がなかなか反映されないのだろう」ということ。泊原発の再稼働容認が典型的な例。これだけ多くの人が反対しているのにも関らず(参照、参照)、必要だったはずのストレステストもなく、原子力安全委員会の形だけの二重チェック(参照)で北海道知事の再稼働容認となった。 「政治家が票集めで忙しくて実際に国を運営しているのは官僚」「官僚の業界への天下りが官民の癒着を生み出している」「マスコミはスポンサーに不利になることは報じない」などの政府やマスコミにも大きな問題があるが、国民側にも若干問題があると思う。うまく表現するのは難しいのだが、 政府は「お上」であり、市民運動とは「お上にたてつくこと」に相当する という江戸時代から続いているメンタリティが根っこのどこかにあるのではないかと思う。それが「市民運動=左翼活動」というイメージを固定化させ

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    vid 2011/08/18
    原発は動かさないのが正義と言うのは前提ですか?他の影響無視して//『選挙で選ばれる市長や市会議員は基本的に無給か薄給のボランティア』これはこれで生活に困らない金持ちしか出来ない問題が。
  • 「強制避難区域」はどこまで広げるべきか?

    文科省が放射線等分布マップというのを公開しているが、別紙6の地図を見ると、汚染地域がかなりの広域に広がっているのが良く分かる(30キロ圏を超え、皮肉にも米国が事故当日に避難勧告をした80キロ圏まで広がっている)。 ピンク色の線で囲まれた地域が空間線量3.8μSv/h (年間20mSv)を超える「計画的非難区域」だが、これだけでは全く安心できないというのが実情だ。 チェルノブイリでは年間5mSvの地域が強制退去になったこと、日の法律でも年間5.2mSv以上の場所は「放射線管理区域」に指定され、放射線を扱う専門家およびその施設で働く人のみが立ち入ることが許されている領域だということは、多くの人が知るところ。地図で緑色のドットの地域がそれにあたる。 子供を持つ人たちが「国はそんな危ない地域で子供を育てろというのか」と怒るのももっともだ。 福島でボランティア活動をしている知り合いによると、そんな

    「強制避難区域」はどこまで広げるべきか?
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    vid 2011/08/04
  • 私が事故後、脱原発派に転向した一番の理由

    先日のエントリーに、「論理的に考える力のない人が、 『放射能は危険』→『原発は不要』→『脱原発』 となっているのは理解できます。 普通に論理的に考える力のある人は、 『脱原発したときのリスク』を考え、 脱原発をしないほうがよいのでは?という意見の方が多いと感じています。 中島さんのような方が、なぜ、脱原発一直線なのかが理解できません。 脱原発について書かれるのはよいのですが、 一度、なぜ脱原発を訴えているのか?についても、この場に書いていただけないでしょうか?」というコメントをいただいたので、今回はその質問に答えてみる。 実は、福島第一原発での事故の第一報を聞いた時に最初に私の頭に浮かんだことは、「この事故は、日だけでなく、世界全体の原子力技術の発展に大きなブレーキをかける事になる。1000年に一度の津波のためにたまたま起こった事故のために、日のエネルギー政策を変更したり、原子力発電を

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    vid 2011/07/19
    原発は人間の所為で使い物にならないと判断しておいて、なんで自然エネルギーだと人間の判断でずぶずぶになる想定が無いんだろ? 事故っても軽微だから無視の範疇なのかなぁ?//中長期の非原発はあり派です。
  • 菅首相はなぜ色々と重要なことをとうとつに発表するのか?

    ここのところ、浜岡原発の停止要請、ストレステスト、脱原発宣言、と色々と重要なことをとうとつに発表する菅首相。「党内の意思の統一ができていない」「政権維持のための人気取り」「思いつきで記者会見をしている」などの批判の声が多く聞かれるが、これに関しては、先日のテレビで古賀茂明氏(国民の負担を最小限にする東電の破綻処理の方法を提案した結果、退職勧告を受けてしまった経済産業省の人)がとても納得の出来る説明をしていたので(参照、参照)、私なりの解説をしてみる。 分かりやすく言えば、菅首相は東電(=原発推進派)相手のオセロゲームをしているのである。脱原発の菅首相が白、あくまで原発推進の東電が黒。オセロ盤の外にいる国民の多くは白(つまり脱原発)を応援しているが、選挙の時以外は盤面の外にいるので何もできない。盤面の上には、電力会社と政治家はもちろんのこと、経産省の官僚、原子力関係の学者、経団連に属する大企

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    vid 2011/07/14
    『オセロ盤の外にいる国民の多くは白(つまり脱原発)を応援しているが』誰がこれを確認したんだろうか?
  • 東京電力を破産させられないような国ではベンチャー企業は育たない

    ウォールストリート・ジャーナルは、「自由主義経済の国であれば、東電は破産させた上で被害者を救済するのが当然なのに、東電という会社を救済しようとしている日はやはり社会主義」と痛烈に批判している(参照)。 私自身、昔から「日は自由主義経済の衣をかぶった社会主義」だとは思って来たが、この何かというと「大企業や既得権者を守る」姿勢が、「大企業の正社員とそれ以外」という社会の二重構造を生み、経営陣の「逃げ切りメンタリティ」を助長し、来ならば国の発展の原動力となるべき「ベンチャー企業」の活躍を阻止していることは注目に値する。 日政府は、ときどき思い出した様に形だけの「ベンチャー支援」のようなものをするが、ベンチャー・ビジネスを活性化するのに最も大切なものは、国からの支援なんかではなく、「自由競争」である。日では、既得権者が官僚と癒着して、さまざな規制や免許制度で市場への参入障壁を高くしてベン

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    vid 2011/05/19
    つぶすのは別にいいけど、電力供給が更に不安定になるとか、年金世代から怒鳴られるのがいやだとか、そういう側のリスクが更にでかいんじゃないかなーと愚考。
  • 「今の日本の若い人たちには元気がない」は本当か?

    最近、「日の若い人たちの元気がない」という声を聞く。「若い人たちはすぐ辞めてしまう」とも聞く。当に若い人たちに元気がなくなってしまったのだろうか?今の若い人たちは、高度成長期の「企業戦士」のように努力する事ができなくなってしまったのだろうか? 私は決してそんなことはないと思う。一番の問題は、そんな若い人たちを雇う企業、そしてそこの経営者たちにある。グローバル化が大きく進む中で、過去の成功体験にしがみついて旧態依然とした体質のままの大企業。自分が退職金をもらうまでだけは会社が存続してくれれば良いと、リスクを避けて問題を先送りにする「逃げ切りメンタリティ」の経営者。「雇用を守る」との名目で競争力を失った大企業を無理矢理存続させる日政府。不要になった人員を整理する事を禁じ、日企業の国際競争力を奪う雇用規制。その雇用規制が故に出来上がった、「終身雇用が保証された正社員」と「使い捨ての派遣社

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    vid 2011/04/19
    英語を習得できなかったので、中国やインドの背中を眺めて死ぬのがオチですね。まぁ、私の背中を見る人は居ないので、これでも問題は無いでしょ。
  • 米国空軍がPS3 2500台で380TFLOPSのスパコンを作ることにしたらしい

    でスパコン産業支援のための予算が事業仕分けで見送りになった件については、Twitterとかでつぶやいても来たが、そろそろ「産業支援のありかた」を根的に見直すべき時が来ていると思う。特にIT産業においては、勝負すべきレイヤーが大幅に変化している時期でもあり、過去の産業構造に捕われた支援の仕方をしても税金が無駄になるだけ。 特に今朝米国で報道された「なぜ米国空軍がPS3を2200台を追加発注したのか」という記事は、この業界の変化を顕著に表すもの。要約すると、 1. 米国空軍はさまざまなシミュレーション(空軍なので、弾道ミサイル、迎撃ミサイル、戦闘機の性能シミュレーションと考えられる)にスパコンを使って来ているが、現時点では、(IntelのチップやGPUよりも)CELLチップで構成したスパコンがもっとも現実的である。 2. ただ、CELLチップを二つ搭載したサーバー(1チップあたり200G

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    vid 2009/12/16
    軍の発注の目的と、国の産業支援を、あえてごっちゃにして誤謬を狙ってるように見える。結論には同意なんだが……
  • 丸山ワクチンの過去・現在・未来、自然免疫と癌治療

    今回の訪日中に、ソニーの(音楽ゲームなどの)エンターテイメント・ビジネスの生みの親でもある丸山茂雄氏とお会いする機会があった。私もつい最近まで知らなかったのだが、丸山氏の父親は「丸山ワクチン」の生みの親である故丸山千里博士。「私自身も丸山ワクチンで癌と戦っている」という丸山氏の言葉に刺激され、丸山ワクチンに関して調査してみたのでここにまとめてみる。 「丸山ワクチンの効果」に関しては、専門家の意見でも意見が分かれている、というのが現状である。そのため、事実と意見が混在した形でネット上に存在しており、単にググっただけでは玉石混淆の情報に悩まされるだけ。そこで、一歩踏み込んで、新聞・専門書・学術ペーパーなどを読んで事実確認をしながら、まずは確実に事実と言える部分を洗い出してみた。 事実1:丸山ワクチンは、丸山千里博士がもともとは皮膚結核の治療薬として開発したもの(1944年誕生) 事実2:丸山

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    vid 2009/12/09
    ふと、漢方薬騒動を思い出した。ワクチンのテストって大変な手間がかかりますなぁ……
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