不祥事続きの上田新体制 ©共同通信社 長崎県佐世保市にあるNHKの業務委託会社に所属していた平田伸男氏(仮名)が、受信料詐欺に関する新たな手口を明かした。 平田氏は「死んだ人を生きているかのように見立てて、契約を取ったこともある」と語る。 「昨年11月に、ある受信料滞納者のお宅を訪ねると、その人は既に亡くなっていて、代わりに息子だけが家に住んでいたんです。会社に指示を仰ぐと、『契約数が欲しいので父親を生きていることにして、支払い再開の契約書に父親の名前を記入させろ』と言われた」 息子自身は過去に受信契約を結んでおり、本来は父親の滞納分を引き継ぐ義務はない。さらに生活保護受給者で日頃の生活もままならないばかりか、自身で契約書にサインもできないような状態だった。 息子本人が語る。 「父が亡くなったのは35年も前です。突然、『父に、27万円の滞納分があるので支払ってください』と言われて驚きました