自動車レース、フォーミュラワン(F1)からホンダが撤退した問題で、F1を統括する国際自動車連盟(FIA)のエクレストン副会長は20日、英国のヴァージングループがホンダチームの買い手になることへの期待を表明した。英紙ガーディアンとの会見で表明した。 ホンダチームの買収については多数の打診があるとされているが、ホンダはヴァージングループが有力候補であることを認めている。 エクレストン副会長はヴァージングループの最高責任者リチャード・ブランソン氏と直接話し合った事実も明らかにし、同氏が買収に前向きな姿勢を示したとも述べた。チーム運営には巨額の維持費が必要で、同氏は財政問題を考慮しているともみられる。 今年のF1のグランプリ(GP)は3月29日にオーストラリア・メルボルンで開幕する。