衆院選テレビ特番、各局の「当日20時議席予想」と実際の結果はどうだったか?(写真:Noriko Hayashi/Bloomberg) 10月31日に行われた衆議院総選挙で、自民党は261議席と改選前の276議席から減らしたものの単独で絶対安定多数を確保した。 日本の政治家が社会保障の議論から逃げている訳 一方で共産党との「共闘体制」だった立憲民主党は改選前の110議席から96議席に後退した。 この選挙結果を、テレビ各局は「選挙特番」で大きく報じた。 その選挙特番で、各局が力を入れる「見せ場」のひとつが、20時ちょうどの「議席予想」である。投票が終了すると同時に、各政党が「議席をどれだけ獲得するか」を発表する。 「出口調査」に基づくこの予想は、各局の取材力・調査力が問われるポイントであり、この予想が実際の結果に近ければ、担当者は賞賛される。 ■選挙特番チームが力量を問われる重要場面 それゆえ