大阪市営地下鉄の電車内で今年2月、会社員の男性が痴漢にでっち上げられた事件で、虚偽告訴などの罪に問われた元甲南大生、蒔田文幸被告(24)の公判が3日、大阪地裁(樋口裕晃裁判官)で開かれ、被告人質問で蒔田被告は「被害者に言葉に表せない屈辱を与えました。本当にとんでもないことをしてしまいました」と涙を流しながら反省の弁を述べた。その後、傍聴席にいた男性の方を振り返り、「すいませんでした」と謝罪した。 蒔田被告は弁護側の質問に対し、痴漢の示談金を被害者から得ることに成功した場合、当時交際していた共犯の女(31)=1審で懲役3年、執行猶予5年の有罪確定=との間で「折半する約束になっていた」と述べた。女に犯行を持ちかけた際、「(女は)乗り気だった」とも述べ、「蒔田被告から指示されただけ。やりたくなかった」と強調した女の供述と食い違う説明をした。 【関連記事】 ・ 【痴漢でっち上げ「主犯」公判】
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三浦元社長の逮捕状無効を求める審理で弁論するジャクソン検事(中央)を見上げるゲラゴス弁護士(右から2人目)=9日、ロサンゼルス郡地裁(代表撮影) 【ロサンゼルス=佐々木健】81年に米ロサンゼルス市で起きた銃撃事件で、米国自治領サイパンで逮捕された元雑貨輸入販売会社社長の三浦和義容疑者(60)=日本で無罪確定=に対する逮捕状の有効性を争う2回目の審理が9日、ロス郡地裁であった。容疑者が出廷しなくても審理できるかどうかについて、地裁は可能と判断。次回審理を6月16日とし、サイパンとテレビ回線を使って審理する方針を示した。 前回の審理で検察側は「本人の身柄がロスに移送されない限り、一事不再理の判断はできない」と主張。「可能」と主張する弁護側と入り口部分で対立していた。 バンシックレン裁判官はこの日、「移送に多額の費用をかけてまで出廷させる必要はなく、本人がいなくても審理は可能」として、検察
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