米Microsoftは2月21日(米国時間),米AT&Tと係争中の特許侵害訴訟において口頭弁論を開始した(関連記事:AT&Tとの音声コーデック特許侵害訴訟,Microsoftが最高裁の口頭弁論に出席)。口頭弁論そのものは,驚くにあたらない。巨大な組織であるMicrosoftは,頻繁に法廷に臨んでいる。特異な2つの事実が,この裁判を興味深いものに変えた。1つ目は,口頭弁論の開かれる場所が米連邦最高裁判所ということ。2つ目は,極めて珍しいことに,多くのソフトウエア企業がMicrosoft側に立っていることだ。Microsoftを応援する企業のなかには,米国と欧州でMicrosoftのビジネス習慣に異議を唱えてきた大手ライバルの姿もある。 AT&Tは「Microsoftの『Windows』に複数の特許が侵害された」と主張し,実際にMicrosoftは米国内で販売された製品による侵害分の和解金を払
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