もうあちこちで言われていることだが、Windows Vistaは“メモリー喰い”だ。Windows Aeroを使わなければ512MBで何とかならないこともないが最低1GB、できれば2GBは搭載したい。 しかし、世の中にはそんなにメモリーを増設できないパソコンもある。メモリー増設スロットがなかったり、すでに埋まってしまっているものだ。そんなパソコンに有効なのが、外付けフラッシュメモリー(USBフラッシュメモリー、SDメモリーカード、CFカードなど)をメインメモリーの代わりに利用する「Windows ReadyBoost」(以下、ReadyBoost)である。 ReadyBoostについては以前書いたが、フラッシュメモリーの性能によっては、使えなかったり、使えても効果がイマイチだったりする(ReadyBoostが利用可能なデータ転送速度について、マイクロソフトは公表していない)。そこで今回は実
今年はパソコンの進化の“当たり年”。「デュアルコアCPU」「64ビット対応CPU」「DDR2メモリー」「シリアルATA II」など、今後は、これらの新技術を搭載したパソコンが続々登場してくる。カタログや広告にも、「高速」「高性能」「次世代」といった形容詞とともに新技術が最新キーワードとして、紹介されるはずだ。 確かにこれらの新技術は高速かつ高性能なものだ。次世代のPCアーキテクチャーの標準となる可能性も秘めているだろう。 しかしその技術が、“今すぐ”自分のパソコンライフに役立つかはまったく別の話。むしろ今、パソコンを買い替えるのなら、こういった宣伝文句に踊らされずに、しっかり新技術の真価を理解してから検討したい。そこでこの記事では、CPU、メモリー、HDDに関する今年の“要注意”キーワードについて、その意味と、今パソコンを買い替えるうえでどの程度意識すべきなのかを解説する。 デュアルコアC
最近は512MBを超えたメインメモリを持つマシンが珍しくなくなった。通常は、メインメモリ不足を補うためにハードディスクに「ページングファイル」という仮想メモリとして使う領域を確保している。 しかし、どうしてもハードディスクへ物理的にアクセスするため、本来のメインメモリにはパフォーマンス的にかなわない。もし、実装メモリが1GB以上ならば、仮想メモリの使用を中止してみよう。 「マイコンピュータ」を右クリックして「プロパティ」を選び、「システムのプロパティ」ダイアログの「詳細設定」タブを開いて「パフォーマンス」の「設定」ボタンをクリックする。 「パフォーマンスオプション」ダイアログの「詳細設定」タブを開いて「仮想メモリ」の「変更」ボタンをクリックする。「仮想メモリ」ダイアログの「ページングファイルなし」をオンにしたら、各ダイアログを「OK」ボタンをクリックして閉じる。これで、仮想メモリの使用が中
明けましておめでとうございます。2007年も戸田 覚氏の辛口批評は止まりません。Windows Vistaが登場する2007年は、パソコンを取り巻く環境がどう変わるのか? 戸田氏が鋭く予想します。 今年は、年頭からWindows Vista登場というビッグイベントがあり、パソコンも大きな変革を迎えそうだ。今年はどんなところが変わりそうなのか、ちょっと大げさに大胆予想してみよう。 まず基本スペックだが、これまでの順当な向上から、一気にステップアップすると予想する。いや、この点は、僕個人がそう願いたいと思っているのだ。昨年から、デュアルコアCPUのパソコンを使っているのだが、これはとても快適だ。特にWindows Vista環境では、雲泥の差がある。 売り手の懐具合を考えずに言うのだが、ここまできたらCeleronなんてやめてしまい、全部デュアルコアにするのが親切じゃないか。よいモノを作る技術
あなたは、これまで「ニンテンドーDS」で一番売れたソフトは何か知っていますか? 世界中のプレイヤーと通信対戦できる『マリオカートDS』? それとも、松嶋菜々子のCMで話題になった『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』? いえいえ、正解は『おいでよ どうぶつの森』。出荷本数が『マリオカートDS』128万本、『もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング』の190万本に対して、『おいでよ どうぶつの森』はなんと250万本(!)という圧倒的な記録を打ち立て、小さな子どもから、いい年(失礼!)したコアゲーマー、さらにはゲーム初心者のOLやサラリーマンにまで、今なお売れ続けているのだ。 『おいでよ どうぶつの森』がどんなゲームなのか説明するのは難しい。プレイヤーはさまざまなどうぶつたちが暮らす村に引越し、彼らと会話やイベントを通じて交流する。そこでは決して何かを強制されることはない。四季折々変化する自
最近ますます「FC2ブログ」が気になってきた。「ライブドア」や「楽天」「goo」といったところに比べると、決して知名度が高いわけではないし、宣伝などもそれほど積極的にやっているわけではない。タレントブログ絡みの話題も、ついぞ聞いたことがない。しかし、グングン利用者を増やしているが、このFC2ブログなのである。 パソコン誌「週刊アスキー」の10月24日号に掲載された「アクティブユーザー数で斬る! 無料ブログサービス10」によると、FC2ブログはついに1位になっていた(ちなみに2位はYahoo!ブログで3位は楽天広場)。こういったデータだけでなく、ネットを見ている肌感覚でも、FC2ブログの利用者は増えていると思う。定点観測していたブログのいくつかもFC2ブログに移転したし、「このブログ、面白いな」と思って見ると、FC2ブログだったりするケースが増えてきた。 1年くらい前からFC2ブログユーザー
2006年4月11日に公開されたGoogle Calendar。よくあるオンライン・カレンダーのサービスがまた1つ増えたのかと思ったら、Web2.0だった。しかも、はげしく、Web2.0。API公開だからフリーのツールが出来つつあるし、スケジュールは全世界に配信できたりする。 4月11日(米国時間)に公開されたGoogle Calendar(未登録・ログアウト状態だとログイン・ページが開く)。メニューや曜日の表記などがきちんと日本語化された日本語版のサービスはまだだけど、スケジュールの書き込みは日本語でもOK。試しに使ってみると、Ajaxを駆使しているせいもあって、細かい操作性がとても快適。もうバリバリ使いこなしている人もいるだろう。 ちょっと見た感じは、Yahoo! Calendarと似ている。だけど、決定的な違いは、アレだ。Web2.0だ。「また、Web2.0ですか」とか言われそうなの
米GoogleがWebベースの表計算ソフト「Google Spreadsheets」の限定テストを開始した。デジタルARENA編集長から「堀井塚さん、表計算ソフト使えるよね?」「まあ、本が書けるくらいは」「じゃあ、Googleのオンライン表計算ソフト、使ってみてよ」「それ、レビュー書けってコト?」「いや、書いてもらえるといいなあってコト」「了解」。そんなやり取りを経て「Google Spreadsheets」にチャレンジすることになった。 「Google Spreadsheets」は限定テストのため一般公開はしていないので、これを利用するには同社の登録ページでテスターになる申請をしなければならない。登録には「Google Account」が必要だが、GoogleのWebメール「Gmail」を使っているのでこれはすでに持っていた。 さっそく登録ページにアクセスして手続きを済ませる。と、翌日、
「仕事」が「趣味」の人は多くても、「趣味」が「仕事」の人は少ない。好きなことに打ち込んで、なおかつお金がもらえる。なんてうらやましいことだろう。 「アフィリエイト」というインターネット上の仕組みを使えば、あなたの趣味がお金を生む可能性が出てくる。難しい知識は不要だ。資本金?これも不要。損するかも?そんな心配もしなくていい。必要なのはあなたの趣味とパソコンとインターネット、そしてちょっとした手間だけ。 あなたの趣味には価値がある。そのことにあなたは気付いているだろうか。(原 隆=日経パソコン) ■まずはアフィリエイトの仕組みを理解しよう 「アフィリエイト」はいま、企業が最も注目している新しい販売手法の一つ。まずはその仕組みから、アフィリエイトを実際に利用できるブログサービスについて解説しよう。
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く