米国の二酸化炭素排出量が大幅に減少しており、この20年間でもっとも低い水準となっているという。これは政治主導による結果ではなく、発電所が石炭の使用から資源が潤沢で安い天然ガスの使用に移行していることが背景にある(本家/.、AP記事)。 ペンシルバニア州立大学地球システム科学センターの Michael Mann所長によれば、これは、地球温暖化問題への取り組みに関して「結局、人は財布に従う」ことを示しているとのこと。コロラド大学のRoger Pielke Jr.氏は、「ここにとても明白な教訓が示された。よりクリーンなエネルギー源を安くすることで、汚染源と置き換えられることを示している」と述べている。