先日放送衛星BSAT-3aの一時的な姿勢変動による放送中断(原因は現在究明中)という話がありましたが、YOMIURI ONLINEやasahi.comの報道によるとその前日(23日)、日本政府の情報収集衛星IGS-4Aが電源系統の故障で使用不可能になっていたそうです。 IGS-4Aは1998年の北朝鮮のミサイル発射を受けて政府が導入した事実上の偵察衛星だそうで、夜間や曇天でも撮影可能なレーダー衛星の「レーダー2号」。打ち上げは2007年で、設計上の寿命は5年間のはずでしたが、打ち上げ後3年での故障となりました。 ただの偶発故障が重なったのか、太陽活動に起因するトラブルなのか、あるいは、何者かによるハッキングなのか。