富士通が日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)向けに開発し、1日から稼働する新型スーパーコンピューターが、性能測定の結果、現時点で日本一の計算速度を達成したことが分かった。 1秒間に186兆回の計算が可能で、世界でも19位に入るという。 従来の国内1位は、1秒当たり122兆回計算ができる海洋研究開発機構の「地球シミュレータ」で、世界31位だった。 富士通が約60億円で受注していた新型スパコンは、実際の実験が難しい原子力分野での模擬実験に利用する。特に、究極のエネルギーとされる「核融合発電」実用化への貢献が期待されている。 スパコン事業を巡っては、昨年5月にNECと日立製作所が世界最速を目指す次世代スパコン開発から撤退し、政府の事業仕分けでも予算削減が求められた。
これまでもさまざまなスーパーコンピューターが作られ、膨大な計算が必要な研究に対してその演算能力を発揮し、人類の科学の発展に寄与してきたわけですが、このままスーパーコンピューターが順調に成長し続けると、どうやら2025年には人間の脳内にあるニューロンのシミュレーションさえ可能になるそうです。 一体どういう理屈でそんなことになってしまうのか、1990年から近未来に至るまでのスーパーコンピューターの成長を見てみましょう。 グラフは以下から。 Singularity is Near -SIN Graph - Growth in Supercomputer Power 黒の実線部分が実際の計画とスーパーコンピューター名、そして白い横断歩道みたいな線がトレンドライン、つまり傾向線。現在までの勢いでトレンドラインを描くと、なんと以下のようになります。 2013年……人間の脳の機能をシミュレーションするの
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