友人の研究者が図書館と民間の問題に正面から切り込むポストを投稿したので,私も何か投稿しないとと,非常勤の移動中の電車で考えたりしました。 - ▼まず,彼の問題が学校図書館というフィールドでどう扱えるかを考えると,おそらくは同じロジックでは論じられないだろうとは思うのです。語弊があるのを承知で書くと,そういう構図を描くまでの土台がないというのが本当のところ。公共図書館が3210(2011年),小中高等学校の数が35732(2011年)。学校図書館は学校教育法施行規則の第1条で各学校に確実に設置されている施設なので,本当なら10倍近い数の差が付いているのにも関わらず。 ▼本当は正規VS非正規のような対立関係はあるにはある*1のですが,そもそも人がいなかったり,ちゃんと機能していなかったりするので,各種のフォーラムとかでも,この問題に至るまでの間に議論が拡散してしまうと言うのが私の感触です。ぶっ