23日に「沖縄全戦没者追悼式」に出席した日本維新の会の橋下共同代表(大阪市長)。 いわゆる従軍慰安婦問題や、米軍への風俗業の活用提案を巡る発言後、初めての沖縄県訪問で、一連の発言についても言及した。 一般参列者として式に臨んだ橋下氏は、黒の礼服に身を包み、時折タオルで汗をぬぐいながら、追悼の言葉に耳を傾けた。 橋下氏の姿に「参院選前のパフォーマンス」と冷ややかだったのは、祖父母を沖縄戦で亡くした主婦(67)(那覇市)。「はっきりものを言う政治家として期待していたが、沖縄の女性の気持ちが分かっていない」と批判する。 橋下氏は米軍新型輸送機MV22オスプレイの一部訓練についても、八尾空港(大阪府)への移転を政府に提案した。沖縄戦で母親を亡くした無職男性(81)(沖縄県西原町)は「沖縄の負担軽減のために声を上げてくれたのは評価できる」とした一方で、「地元の理解がなければ実現できないだろう」と話し