寿司は、昔からある大きな日本文化の一つといえる。でも、寿司を作る職人の世界は男性が占めているもので、女性寿司職人を見ることはなかなかない。 そんな中、 パイオニアとして突き進んでいる女性寿司職人がいる。 東京・秋葉原にある「なでしこ寿司」で店長をつとめている千津井由貴さんだ。 強みは寿司の美しさ 「なでしこ寿司」は女性職人が本格的な江戸前寿司を握る寿司店である。女性職人だけを揃えた寿司店は日本初であり、2010年に開店した時も業界をざわつかせた。 千津井さんは、オープン前に雇われ、現在は店長として板場に立ち、一人で築地へ仕入れにも行く。 千津井さんが握る寿司の一番の強みは、その見た目の美しさだ。もともと美術大学でグラフィックデザインを専攻しており、それが寿司ととても似ていると言う。 「例えば日本の国旗はとてもシンプルな要素で作られていますが、そこにどれくらいの意味があるのかをパッと表してい
リモートワークのストレス ソフトウェアエンジニアリング業界では、リモートワークは大いに理にかなった働き方です。大抵はPCとインターネット接続さえあれば仕事ができるからです。よって、決まったオフィスに毎日通って働く理由は比較的少ないため、リモートワークはIT職の重要な要素になっています。最も先見的な求人市場とは決して言えないベルギーにおいてさえもです。とはいっても多くの場合、リモートワークが認められるのは週の一部のみ(おそらく週に1日か2日ぐらいが一般的)にすぎません。それにもかかわらず、リモートワークは大部分の企業で導入されるようになってきたのです。 リモートワークには多くの利点があると言われており、この働き方を過激なまでに擁護する声もよく耳にします。その多くには同意するものの、リモートワークを5年以上してきた経験から言えるのは、リモートワークにはストレスが付き物だということです。そう聞く
開発したAIの解答システムは、クラウドサービス「Amazon Web Services」(AWS)上のサーバで動作させた結果を用いているが、サーバ自体は特別ハイスペックなものではなく「性能が良いラップトップPCとほぼ同等の計算性能のもの」(山田さん)という。 敗北したクイズ王の1人は「狐につままれたようだ」と漏らしたという。「終盤は人間が答えると歓声が上がっていた。人工知能のコンペなのに(笑)」(山田さん) 対戦は「クイズボウル」という形式(英語)で行われた。まずコンペティションに参加するチームが開発したAI同士で争い、優勝したAIが人間のクイズ王チームと戦う。クイズ王チームは、米クイズ番組「Jeopardy!」の優勝者で「Who Wants to be a Millionaire?」(邦題:クイズ$ミリオネア)で好成績を収めた人物など6人だ。 クイズボウルの特徴は、“早押し”で答えること
先日、筆者が上海市内の日本料理屋で昼食を取っていたところ、店内のテレビで日本のグルメレポート番組が放映されていました。何の気なしに見ていると、ゲストが訪れた老舗中華料理屋に「酸辣湯麺」というメニューがありました。筆者は思わず店の店員と顔を見合わせ、「こんなメニュー、中国にはないよねぇ」と呟き合ってしまいました。 少し解説をすると、中国で「酸辣湯(スアンラータン)」というスープは非常にオーソドックスでポピュラーなメニューです。しかし酸辣湯に麺を入れる食べ方は、少なくとも筆者のこれまでの中国生活で一度も見たことがありません。もしかしたらどこかの店が出しているのかもしれませんが、一般的な中華料理メニューでないことは確かです(おいしそうなので、食べてみたい気はしますが)。 この酸辣湯麺に限らず、中国にはほとんど存在しないのに、日本では当たり前のように中華料理として信じられているメニューがたくさんあ
今回のテーマは「生産性」──。 先にテーマを書いたのには理由があるのだが(あとで説明します)、妙な方向に議論が進んでいる「裁量労働制拡大」と対で使われる「生産性」である。 1月23日付で「年収制限のない“定額働かせ放題”ってマジ?」で書いた通り、高度プロフェッショナル制度の陰でスポットを浴びてこなかった問題アリアリ法案が、安倍首相の答弁により注目を浴びることになったのは実に喜ばしい事件である。ひょうたんから駒? 自爆? 天のいたずら? はたまた「不正は必ずボロが出る」ということなのか。 ところが残念なことに、国会では「誰それの責任」だの、「安倍首相がホニャララと言ったとか言わないとか」本質的な議論とは程遠いやり取りが繰り返されている。挙げ句の果てには一年延期だのなんだのと、“違う名前で出ています”トリックが使われそうな空気が漂ってきた。 たとえ野党が求めるとおり今回での法案成立を政府が諦め
私は男だけど、女性専用車両には賛成。 痴漢被害が酷いというのは聞いているし(リアル知人とはそういう話をしたことはないけど、ネット上で上げられる声を聞いてると酷いというのがわかる)、トラウマになって女性専用車両しか利用できない状況に追い込まれる人がいるのも知ってる。 女性専用車両には今後も(気づかずに、あるいは忘れてうっかり乗っちゃった、とかはあるかもしれないけど、少なくとも意図的には)乗るつもりはないし、わざわざ乗り込んで反対運動やってる連中は頭おかしいんじゃねーのと思う。周りを威圧するとか、クズすぎでしょ。 痴漢という犯罪がなかなか撲滅されない現在において、女性専用車両という解決には一定の合理性があり、それで救われる人が大勢いるのなら、私はそれに反対しない。敢えて乗車して、トラウマ抱えてる人を怯えさせようとも思わない。 でも形式的には差別だよね? 犯罪者の多くがその属性を持っていることを
こんにちは、らくからちゃです。ぶらっとTwitterサーフィンしておりますとこんなツイートが目に留まりました。 「なんでもポジティブに考えれば幸せになれる」っての、まるっきりウソだから。現実のネガティブな側面を直視して受け入れることで、不安がなくなり、的確に現実に対処できるようになり、成功確率がぐっと高まり、はるかに幸せになれることなんて、いくらでもある。 — ふろむだ⭐️若い頃知りたかったこと書く (@fromdusktildawn) 2018年2月17日 すげーわかる。 確かに『すごーい』『たーのしー』と言いながらお仕事をしていても、ヤバめな何かを『あれ大丈夫なのかな・・・』『もしかしてヤバくない...?』と不安を抱えながらだと、全く楽しめません。 で、こうした不安を綺麗さっぱりしてお仕事を楽しむため、弊チームでは定期的に『怒らないからヤバいと思っていること全部言う会』を開催しているの
最近よく散歩で出会うおじさん。 やたらと近所情報に詳しい。 「あそこの家は新しく○○な車を買った」 「あそこの家の建て主は△△興産の会長」 最初は近所づきあいの濃い人なんだな~くらいに思ってたけど 今日、「旦那が東京に言ってて」と話すと、「○○会社に用事?」とどこへ言ってるか探りが入った。 私「いいえ、飲み会です。大学の同期とかと」と言うとすかさず、「あの駅なら慶応大学があったな…」 そこで「同期の多くが東京に勤めてるみたいなんで、たまたまそこで集合ってことみたいです」と返した。 家に帰って「うん?なんだかいろいろ訊かれたな?」と思ってピンと来た。 きっとこの方法でいろんなことを聞き出してるんだ!! 人って違うこと言われると、訂正したくなるもんね。 なんとか職業や大学などは言わずに済んだけど、あのとき「○○大学の集まりでぇ~」とか言っちゃってたら、近所の人に「あの家のご主人は、○○大学出身
昨日、夫が帰ってくるなり「はいこれ」と言ってこんな箱を渡してきました。 モアナ…?モアナいつのまにこんな大きくなったの…?と思いつつ開けると チョコ系のお菓子でした。 バレンタインが近いのは把握してたけど昨日が当日だという意識がすっかり抜け落ちてた私は夫に「これは、バレンタイン的な…?」と聞きました。 すると夫は「んー、知んない。◯◯がくれた。お土産じゃないの?」と言って特に気にしてないご様子。 ◯◯というのは、たまに話に出てくる職場の後輩男性で、彼がハワイに行ったという話は特に無いままハワイ土産らしきチョコ菓子を渡された私は、自分が嫉妬深い系の妻なら「そんな事言って本当は女子に貰ったんでしょ!」とヒステリックブルーな台詞の一つでも吐いたかもしれないけど、私はそんな性格でもないし、これはどう見てもバレンタイン向きの商品ではなく本物のハワイ土産っぽいので素直に「やったぁチョコだ!◯◯君ありが
最近、女性専用車に男性らが乗り込み、トラブルになったというニュースが話題になっている。多くのコメントはこの男性らに批判的だ。そしてその多くが、自身が差別主義者的であることに無自覚である。 女性専用車とは鉄道会社が男性乗客に対し、任意で非乗車の協力を求めるものであり、法的根拠がない。なぜ任意かというと、法的拘束力を持たせるためには運送約款を改訂する必要があるが、到底そのような改訂が許されないことが、鉄道営業法及び鉄道運輸規程の趣旨からして明らかであるためだ(なお法34条2号は今日でいう女性専用車とは無関係)。 これらの法は、鉄道が公共インフラであることに鑑み、誰でも円滑に利用できるようなルールを定めたものである。この誰でもという点が肝心で、これを不当に制限することは許されない。鉄道会社は、法的拘束力のある男性乗車制限が不可能であることを認識しているからこそ、「任意のお願い」という形で逃げてい
ハーバード大学に留学した日本人が語る米国教育論は参考になるのか? シリコンバレーで働いたりカリフォルニアに留学したりした日本人が語る米国教育論は何を見落としているか? 世界銀行や国連児童基金を経て米国の大学で教育政策などを研究する畠山勝太氏が、それぞれの教育論の妥当性を問う。 「ハーバードで見た」の妥当性 ハーバード大学やシリコンバレーで見た、という個々人の体験や海外視察に基づく教育政策提言がなされるのをしばしば目にすることがある。 例えば、文部科学省のヒアリングなどでも、シリコンバレーのあるカリフォルニア州・ロサンゼルスで体験した教育に基づく教育政策提言がおこなわれている(http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/kaikaku/arikata/detail/1301456.htm)。 しかし、このような提言というのは、日本の教育政策に対して妥当性を持つので
ふだん差別や人権にうるさいはてブ民が、女性専用車両には賛成一辺倒で頭がクラクラした。 確かに乗り込んでくる運動家はマトモじゃない。なんせ一刻一秒を争うサラリーマン様の通勤車両を12分も遅延させたんだ。よりによってなんで俺らがこんな目に……殺意を覚えるのも無理はない。 しかし、彼ら運動家を否定できる倫理的な根拠を、はたして我々は持っているのだろうか? 実のところ、今回の運動家に対して寄せられた批判を見るにつけ、賛成派は大した説得力を持っていないのではないかと改めて確信させられた。 以下は、ハフィントンポストの記事に対してスターを集めていた上位2つ。 http://b.hatena.ne.jp/entry/www.huffingtonpost.jp/2018/02/15/woc-chiyoda_a_23363098/ 1.これが女性専用車でなくプロレスラー専用車だったら絶対やらないだろう。所詮
まえがききっかけは今日仕事中に聞いていたFMラジオで、「こんな理由で謝罪文書きました」という体験談を募集していたことだ。 あれ、私謝罪文って書かされたことあるな… っていうかその謝罪文書いたあげくでその会社やめたな…とふと過った。 一体なんでそんなことになったんだっけ。 思い出せないのだ。 これが。 謝罪文書くなんてそうそうないことなのに、しかもそのせいで仕事をやめまでしているのに、何を謝らなければいけなかったか思い出せない。 たぶん、今でも理解していないからだ。 これから書くのは、大体10年くらい前に働いていた零細企業に対する恨み言だ。 きっと世の中にはあふれているタイプの理不尽だと思う。 これを世に放つことに何らの建設的な意義はない。 ただ、社会人をはじめて十年を数えて思うんだが、 理不尽にたいして「理不尽だ」と考え、適切に怒ることには、知性と経験値が必要なのだと思う。 どちらも足りて
宅配業界では拡大する需要に人員が追いつかないという状況が続いている。宅配大手のヤマトと佐川は似たような状況にあると思われがちだが、実はそうではない。 人件費増加に苦しむヤマトに対して、佐川の業績は堅調そのものだ。この差は、会社の成り立ちと基本的な収益構造の違いに起因している。1月30日にヤマトホールディングスは第3四半期決算短信を発表したが、これを機に「似て非なる存在」であるヤマトと佐川を比較した。 ヤマトの赤字の要因はアマゾンではない ヤマト運輸を傘下に持つヤマトホールディングスの2017年4~9月期決算は128億円の赤字となった。通期では黒字を確保する見通しだが、10%の営業減益となる可能性が高い。 同社はアマゾンをはじめとするネット通販事業者からの委託を積極的に引き受けることで取扱数量を伸ばしてきたが、急激な荷物の増加に現場が対応できず、業務が回らなくなるという事態が発生した。このた
F1を主催するアメリカの「リバティ・メディア」が、レースクイーン(グリッドガール)を廃止すると発表し波紋を広げている。2018年のシリーズ開幕に合わせての決断で、1月31日に公式サイトに掲載された文章によると、廃止理由は 「グリッドガールの起用は長年にわたり定番になっていたが、この慣習は我々のブランド価値と合わなくなってきており、現代の社会規範ともそぐわない」 ためだと言う。グリッドガールは、レース開始前に選手のネームプレートを掲げたり、スポンサーの宣伝をするなどの役割を担う。F1の開催国ごとに、その国を象徴するような衣装を着用する。 場合によっては、日本のモーターショー等でよくみられるレースクイーンと同様、露出が多い衣装を着ることもあり、かねてから「女性差別的だ」と指摘されていた。 2015年のF1モナコグランプリでは「グリッドボーイ」を導入するなど、グリッドガールの在り方について検討が
1月14日に、イランのタンカーが奄美大島の西300kmで沈没し、過去最悪ともいえる大量の軽質原油コンデンセートが流出したとみられています。流出したコンデンセートが日本沿岸に流れてくるという英国の研究機関の予測がSNS上で拡散して、ネット上では不安の声が上がっています。 中国交通運輸省などによると、タンカー「SANCHI」(8万5000トン)はイランの海運会社の所有で軽質原油「コンデンセート」14万トンをイランから韓国に運んでいた。6日夜に長江河口沖300キロで中国の貨物船と衝突。炎上しながら日本に向かって漂流し、14日に奄美大島(鹿児島県)の西約300キロの地点で火勢が強くなり、沈没した。乗組員のイラン人とバングラデシュ人32人のうち、3人は遺体で発見され、残りも生存は絶望視されている。 出典:毎日新聞 SNSなどで良く引用されるのがこちらのロイターの記事です。出だしから、「ここ何十年で最
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