コンピュータメーカーにて、人工知能開発に携わり、脳とことばの研究に携わってきた感性分析アナリストの黒川伊保子氏。その著書「いい男は『や行』でねぎらう いい女は『は行』で癒す」(宝島新書)では、脳機能論の立場から、語感がもたらす印象について解説。対人コミュニケーションに役立つ語感の利用法について多数紹介している。 【前編】に引き続き、今回は、ビジネスシーンで役立つ、「第一印象をよくする語感」「ガス抜きをする際に役立つ語感」「場をしきりたい場合に使える語感」「停滞感を生み出すNG語感」の4つについて、お伺いした。 1.第一印象をよくする語感は「あ行」の母音 人との距離を縮めたいときは、母音を意識的に使うことがおすすめだ。息を擦ったり破裂させたりせずに、声帯振動だけで出す母音は、息に技巧を加えない、自然発生音。「おう」や「あー」など、素の状態のときに自然に出てくる、これらの発生音は、話し手にも聞
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