脳の側頭葉内側の奥にあるアーモンド形の神経細胞の集まり「扁桃体(へんとうたい)」。この扁桃体が機能しなくなると、人間は恐怖を感じることができなくなり、向こう見ずな行動をとってしまうようになる可能性があるそうです。 扁桃体と「恐怖」の関係はこれまでにすでに動物を使った実験により示唆されていたのですが、人間も扁桃体を損傷すると恐怖を感じなくなるということが、アイオワ大学の研究により初めて実証されました。 詳細は以下から。Brain Anomaly Leaves Woman Without Fear No Fear Felt By Woman Without Functioning Amygdala アイオワ大学の臨床神経心理学者Justin Feinstein氏らは、Urbach–Wiethe disease(ウルバッハ・ヴィーデ類脂質蛋白症)という非常に珍しい遺伝病の病状として局所性両側扁桃
![扁桃体の損傷により「恐怖」を感じることができない女性](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/54ec497d7f8364f228e005c222f6a820766c43f2/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fi.gzn.jp%2Fimg%2F2010%2F12%2F25%2Ffearless_without_amygdala%2F1123411_92723531.jpg)