2006年01月08日13:39 カテゴリ書評/画評/品評Money 経済学はじめの一冊 - 書評 - 経済学的思考のセンス ちょっと書評しにくい本かも知れない。 経済学的思考のセンス 大竹文雄 しかし、「経済学はじめの一冊」と言われたら、本Entry現在ではこの本を勧める。 「この一冊」ではなく、「はじめの一冊」である。この本を起点に、他の本も漁るというのがこの本に向いた読み方だと思う。 この本は、経済学の視点からは物事はどう見えるのかというのを紹介した本であり、特定の問題に対して経済学的に答えを出すという本ではない。それだけに、実に多くの一見経済学に見えない設問が用意されている。各章と各項のタイトルから、"?"で終わっているものを以下に抜き出してみた。 お金がない人を助けるには? 女性はなぜ、背の高い男性を好むのか? イイ男は結婚しているのか? 美男美女は本当に得か? 自然災害に備える