息子の通う中学校の教頭(50)を殴って軽傷を負わせたとして、栃木県警さくら署は22日、傷害の疑いで同県高根沢町太田、塗装工、畠山次夫容疑者(49)=本籍秋田県=を逮捕した。同署によると、畠山容疑者は「秋田弁をばかにされた」と激怒していた。 逮捕容疑は13日午後5時45分ごろから約30分間、同町内の中学校の廊下などで教頭の右腕やあごなどを殴り軽傷を負わせた疑い。 同署によると、畠山容疑者は12日、同県佐野市で開かれた陸上競技大会で生徒同士でペットボトルの投げ合いになった際、息子だけが大会役員に注意されたとして中学校へ電話。女性教員が、畠山容疑者の言葉が聞き取りにくかったため「秋田弁ですか」などと発言すると「秋田弁をばかにされた」と口論になった。 翌13日に畠山容疑者は「一対一で話をさせろ」と同中を訪れ、教頭が対応した。12日も13日も酒を飲んでいたとみられる。