進学や就職で理系を選んだ女性を「理系女子」と呼ぶ。かつてはきまじめでとっつきにくいようなイメージがあった理系女子も、活躍の場が社会に広がるにつれ、後輩や男性から「かっこいい」とみられ始めている。厳しい就職環境の長期化や人生設計に対する漠然とした不安が「理系」の再評価につながっている。その波は当然のごとく、女性にも及ぶ。理系に進んだ先輩たちが、後輩の進学を支援する動きも広がっている。「かっこいい」「魅力的」
進学や就職で理系を選んだ女性を「理系女子」と呼ぶ。かつてはきまじめでとっつきにくいようなイメージがあった理系女子も、活躍の場が社会に広がるにつれ、後輩や男性から「かっこいい」とみられ始めている。厳しい就職環境の長期化や人生設計に対する漠然とした不安が「理系」の再評価につながっている。その波は当然のごとく、女性にも及ぶ。理系に進んだ先輩たちが、後輩の進学を支援する動きも広がっている。「かっこいい」「魅力的」
文部科学省は、都道府県を超えて国立大学の学部の再編を進める方針を固めた。 一つの国立大学法人の下で複数の大学の学部を集約し、例えばA大は医学部と理工学部、B大は法学部と経済学部、C大は文学部に特化することなどを想定している。予算や設備、人員を学部ごとに集中させて教育の質を高め、優秀な人材を育成する狙いがある。 文科省は、政府が4日に開く国家戦略会議(議長・野田首相)で方針を報告する。年度内に基本方針を策定したうえで2013年夏をめどに具体案をまとめ、14年の通常国会に国立大学法人法の改正案を提出する方向だ。 現在、同法は一つの国立大学法人が一つの大学のみを運営できると定めており、都道府県ごとに様々な学部をそろえた総合大学が設立されている。新制度は、一つの国立大学法人が複数の国立大を運営できるようにする。その上で、各大学にある同様の教育内容の学部を再編する。
文部科学相の諮問機関「大学設置・学校法人審議会」は18日、来春開設予定の「統合医療大学院大学」(東京都新宿区)の新設を「不可」とするよう平野文科相に答申した。 「準備不足」との判断。大学新設に不可の答申が出るのは10年間で4例目。答申を受け、平野文科相は正式に開設を不認可と決めた。 同大は、西洋医学と漢方などの補完代替医療を組み合わせた「統合医療」を担う人材育成を目的としていたが、同審議会は、教育課程が体系的に編成されていない点などを指摘。通常、審査は秋まで続けるが、09年度に導入した「早期不可」制度を初適用し、書類審査のみで打ち切った。 学長に就任予定の生命科学振興会の渡辺昌(しょう)理事長は「統合医療を担う人材養成は必須であり、仕切り直したい」と話した。
解読に数十万年かかるとみられていた「ペアリング暗号」を、コンピューター21台を使って148日で解くことに情報通信研究機構と九州大などのチームが成功し、18日発表した。 暗号は278桁で、解読の世界記録。この暗号は、解読がほぼ不可能な次世代の暗号として有力視されているが、チームは「思ったより脆弱(ぜいじゃく)であることが実証された。より大きい桁数の暗号を使う必要がある」としている。 クレジットカードを使ったネットショッピングなどでは、重要な情報が漏れないようにするため、暗号を使った通信が行われている。解読技術やコンピューターの進歩につれて情報漏れの危険が高まり、より安全性の高い新暗号が必要になる。しかし、研究チームはペアリング暗号を解読する新しい「攻撃法」を開発した。
東京理科大学が、久喜キャンパス(埼玉県久喜市下清久)にある経営学部について、2016年度から2~4年生を神楽坂キャンパス(東京都新宿区)に移す方針を決めたことが18日、同大学や市への取材で分かった。 久喜キャンパスに現在約1200人いる学生は大きく減ることになる。久喜市は大学側に方針の撤回を求めているが、翻意は困難とみられ、市は今後、空洞化する同キャンパスを巡り、大学側と活用策などを協議していくことになりそうだ。 市などによると、久喜キャンパスは1993年に開設し、経営学部の1~4年生が通う。市は誘致にあたり、用地取得や校舎建設の補助金30億円を拠出し、周辺道路を約10億円かけて整備するなど、支援してきた。高等教育機関立地による市のイメージアップや、若い学生らが訪れることによる地域活性化、街づくりでの連携などが期待されていた。しかし、少子化の影響もあり、経営学部の受験者数は徐々に減少。
近畿有数の進学校、西大和学園中学校・高校(奈良県河合町)を運営する学校法人「西大和学園」が、大阪府島本町に中高一貫校の新設を検討していることが18日、分かった。名称などは未定とされるが、京都大学などの難関大を想定した進学校を目指す構想で、平成27年4月の開学を目指して準備を進めている。 島本町関係者によると、建設が検討されているのは、同町桜井のJR島本駅西側にある約1・8ヘクタールの農地。新設計画のきっかけになったのは、平成20年にJR島本駅が新たに設置されたこと。駅周辺の地権者約60人が、地区のあり方や農地の有効活用などについて検討する「まちづくり協議会」(事務局・島本町)を発足し、検討を続けているなかで、学園側から町に「建設候補地にしている」と打診があったという。 関係者によると、学園側は当初、看護学部と教育学部の4年制大学の開校を目指していたが、大学建設に十分な用地確保のめどが立
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