年金を受け取り始める年齢を75歳まで繰り下げ可能にするための年金改革関連法案が、14日の衆院本会議で審議入りした。政府・与党は今国会での成立を目指すというが、では具体的に何がどう変わるのだろうか? その変更点をまとめてみた。 受給開始年齢が75歳まで延ばせる 現在、公的年金の受給開始年齢は原則65歳だが、60歳から70歳まで選べることになっている。その上限を75歳まで引き上げようというのが大きな変更点。 年金を繰り下げると、繰り下げた月数分、0.7%ずつ年金額が増えるため、仮に75歳まで120ヶ月繰り下げると、65歳開始の人に比べて毎月の年金額が84%増える仕組みとなる。 したがって、65歳以降も働き続け、年金に頼らずに生活できる人は、年金の受給開始年齢を75歳まで繰り下げることにより、その後の年金額を増やすことができるようになる。 厚生年金の加入要件を緩和 高齢者らが多いパート労働者など
政府は20日、新型コロナウイルスの緊急経済対策として実施する全国民向けの一律10万円給付の概要を決めた。外国人を含め、27日時点で住民基本台帳に記載されている全ての人が給付対象。世帯主が郵送もしくはオンラインで家族分を含めた金額を申請し、市区町村が世帯主名義の銀行口座に家族分をまとめて振り込む。高市早苗総務相は記者会見で、人口規模の小さい市町村では5月から給付を開始できるとの見通しを示した。 政府は20日の閣議で、10万円給付を盛り込んだ総額25兆6914億円の2020年度補正予算案を決定した。27日に国会提出し、5月1日までの成立を目指す。
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