ワクチン敵視、背景に疎外感 「反対派」レッテル貼り危険―専門家「互いに尊重を」 2021年06月21日07時03分 新型コロナウイルスの感染症対策などに抗議し、プラカードを掲げてデモをする人たち=19日、東京都渋谷区 企業や大学による職域接種が21日から本格化する新型コロナウイルスワクチン。普及が進む一方、インターネット交流サイト(SNS)上では接種への抗議をあおったり、デマを拡散したりする動きも強まる。専門家は「ワクチンへの不安や警戒感だけでなく、そうした気持ちを理解されない『疎外感』がある」と分析。「接種を受けたい人も受けたくない人も、互いの判断を尊重し合うべきだ」と訴える。 コロナワクチン、年少者接種に抗議殺到 戸惑う自治体、背景にSNS―過激化も SNSでワクチンの危険性を呼び掛ける人たちの投稿には「接種すると遺伝子を組み換えられる」「不妊の原因になるとファイザー社が認めた」などの
性別や預貯金額も関係? ワクチン接種の意欲調査―経産研究所 2021年06月05日13時31分 【図解】ワクチンを「接種しないつもり」と答えた人の割合 新型コロナウイルスのワクチン接種をめぐり、性別や年齢、預貯金額などの経済状況が、接種意欲と強い相関関係にあるとの調査結果を独立行政法人経済産業研究所が発表した。 「1日100万回」目標達成? 菅首相、ワクチン接種で勇み足か 調査は5月6日までの2週間、インターネットで実施。ワクチンを未接種の18~74歳の男女1万1637人について分析した。接種を「するつもり」が60.9%だった一方、「しないつもり」が9.0%、「決めていない」が30.1%だった。 項目別に調べたところ、「接種するつもり」に比べ、「しないつもり」「決めていない」と回答したのは、女性や預貯金額の少ない人、他人を信用しない傾向のある人、全般的な不安感を抱える人などに多かった。 「
【サンパウロ時事】ブラジル保健省は19日、新型コロナウイルスによる死者が50万800人となったと発表した。 【写真】ブラジルの墓地で泣き崩れる、新型コロナウイルス感染犠牲者の遺族 前日から2301人増えた。50万人を超えたのは米国に次いで2カ国目。累計感染者は前日から8万2288人増え1788万3750人となった。 ブラジルでは国民の約1割しか必要回数のワクチン接種を完了しておらず、感染第3波の到来が懸念されている。国民の反対にもかかわらず強行されたサッカーの南米選手権(コパ・アメリカ)では、17日までに各国代表やスタッフ計65人の感染が判明。こうした事態を受け、19日には全国各地で新型コロナ軽視の姿勢を貫くボルソナロ大統領への抗議デモが実施された。
中国が太平洋の島嶼(とうしょ)国キリバスで、離島に放置されていた滑走路の修復を計画していることが判明し、米国向けの軍事利用が狙いではないかとの観測が広まっている。キリバスは2019年9月、台湾との外交関係を解消し、中国と国交を樹立した。中国が巨大経済圏構想「一帯一路」の陰で太平洋諸国に軍事拠点を築き、米軍に対抗する戦略の一環だとみられている。 ロイター通信は5月5日、キリバス中部のフェニックス諸島にある環礁カントン島で、中国が約2000メートルの滑走路の修復計画を進めていると報じた。 同島は米国がインド太平洋軍司令部を置くハワイの南西約3000キロに位置し、先の大戦中には米軍の爆撃機が駐留。戦後はハワイとオーストラリアを結ぶ航路の中間点として民間機の給油地点となったが、長距離が飛行できるジェット機の普及で1968年に閉鎖されて以降、滑走路は放置されていた。カントン島は同諸島唯一の有人島だが
1941年、4つの連続殺人が起こった。きっかけはとある一家の「父と子の関係」だった。 コロナ禍をきっかけに、家庭内暴力が大きな社会問題になっている。家族関係を発端とする事件は、しばしばもとが密な関係であることもあり、いっそう苛烈化しかねない。 社会が大きく揺れる今だからこそ、その当時の事件から何を学ぶことが出来るのか。ジャーナリスト・小池新の『戦前昭和の猟奇事件』が1冊の本になるのを機に、当該の事件について再公開する。 ◆◆◆ <芸妓や家族までメッタ刺し……約80年前に起こった「浜松連続殺人事件」犯人は、意外すぎる人物だった から続く> 第4事件の現場に残された布片は犯人が覆面に使い、格闘の際、外れ落ちたとみられ、専門家の鑑定でマンガン防染生地と判明。浜松市の「外山織物合名会社」が扱った「遠州織物」で、試験の過程で開発不成功になっていたことが分かった。その際、第3事件の被害者方の三男(30
地域で爪はじきにされることを意味する「村八分」という言葉は死語だろうか。そう思っている人が多いかもしれないが、実はそうではない。 現実に最近も裁判になったケースがある。コロナ禍で同調圧力や“自粛警察”などが叫ばれるのを見れば、表面には出ない実質的なケースも多いと考えられる。 いまから70年近く前、静岡県の小さな村で半ば公然とした選挙違反が行われ、それを1人の女子高生が告発したことから、女子高生一家が地域で「村八分」にされたと報じられた。正式には村八分と認められなかったものの、時期は日本が占領から独立に踏み出した直後。戦後の民主化に逆行した、地域の封建的な体質を露呈した出来事として反響が広がり、全国的な話題に。 それから長い時間がたち、地域社会は大きく変質したが、選挙違反も村八分も、その時代や地域だけの問題だとは思えない。いまも、似たような事例がどこかで起きているのではないか――。文中、差別
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