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ブックマーク / www.kahoku.co.jp (4)

  • 河北新報 東北のニュース/医学部新設 東北の医師採用禁止を 教員確保で緊急決議

    医学部新設 東北の医師採用禁止を 教員確保で緊急決議 東北75市の市長でつくる東北市長会(会長・奥山恵美子仙台市長)は17日、花巻市内で総会を開き、東北への大学医学部新設が実現した場合、教員に東北の医師の採用を禁じるよう国に求める緊急の特別決議案を全会一致で承認した。  提案した亀山紘石巻市長は「医学部設置には教員となる医師の確保が必要だが、東北各地の医師を教員や診療スタッフにすることで、さらなる医師不足が生じてはならない」と説明した。  出席した市長からは「医学部新設には200~300人の教職員が必要になる。東北からの採用禁止が確約されなければ賛成できない」(山正徳宮古市長)などの意見が出た。  亀山市長は総会後の取材に対し、「医学部新設が医師不足を招いては末転倒だ。認可へ向け、不安を払拭(ふっしょく)したかった」と述べた。採用禁止の実現性に関しては「東北以外の医師のほか、外国の医師

  • 河北新報 東北のニュース/「議論すらタブーなのか」 性犯罪前歴者監視めぐり応酬

    「議論すらタブーなのか」 性犯罪前歴者監視めぐり応酬 衛星利用測位システム(GPS)端末を使い、性犯罪前歴者の行動を常時監視する条例の検討をめぐり、25日の宮城県議会2月定例会の一般質問で、村井嘉浩知事と議員が議論の応酬を繰り広げた。村井知事は、執行部側が議員に逆質問する「反問権」を1年ぶりに行使。性急な検討を批判する議員に「議論すらタブーなのか」と迫った。  質問に立ったのは遊佐美由紀氏(改革みやぎ)。壇上での質問後の一問一答で、遊佐氏は「GPSの携帯は県が独自に決める刑罰になり得る」と疑問をぶつけた。村井知事は「刑罰の範囲には置かず、犯罪予防と考えている」と反論。議論は次第に熱を帯びていった。  「3月末まで3回の有識者懇談会を開き、条例化の可否を判断する」という、これまでの知事答弁をめぐり、遊佐氏が「人権にかかわる内容だ。わずか3回で決めるのか」と問いただしたところで、村井知事は「反

  • 河北新報 東北のニュース/期待の半面、慎重論も 仙台厚生病院・医学部構想

    期待の半面、慎重論も 仙台厚生病院・医学部構想 医学部新設の連携相手として最有力視される東北福祉大 医学部新設をめぐっては、医師不足解消の期待が寄せられる半面、教員の確保や将来的な医師過剰の可能性などの課題も指摘されている。  山雅之・東北大医学部長は、仙台厚生病院の方針を「宮城や東北の深刻な医師不足の解消に向けた、有意義な構想」とみる一方、「基礎医学の教育を担う研究医不足などの問題もあり、実現に向けてのハードルは多いだろう」と指摘する。  文部科学省はことし夏にも、医学部新設の方向性を示す。現行の文科省告示は医学部新設を審査しないとしている。新設認可は1979年の琉球大が最後で、認められれば約30年ぶりの方針転換となる。  全国医学部長病院長会議は、新設に慎重な立場をとる。同顧問の小川彰岩手医大学長は「開学時に必要な教員候補には30〜40代の働き盛りの病院勤務医を充てるしかなく、当面、

  • 河北新報 東北のニュース/34mレーダー「建築物じゃない」 むつ・国定公園に建設中

    青森県むつ市の釜臥山(879メートル)山頂に、航空自衛隊が最新鋭弾道ミサイル監視用レーダー「FPS5」の建設を進めている。山頂は下北半島国定公園内で、自然公園法で高層建築は規制されている。管理する青森県は「レーダーは建築物ではない」として、10階建てビルに相当するレーダーの建築を黙認。地元の自然保護団体からは「何のための法律か」と疑問の声が上がっている。  FPS5は日のミサイル防衛システム計画の一環として、2011年度末までに全国4カ所に配備される。釜臥山の山頂は空自の所有地でレーダー工事は08年度に始まった。今年1月までに高さ約34メートルの六角柱の構造物が完成。今後、三つの側面に亀の甲羅のような形状のレーダードームを取り付け、10年度末の完成を目指している。  山頂は自然公園法で定める普通地域。同法では建築物が高さ13メートル以内、鉄塔や風力発電施設などは30メートル以内と規制され

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