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ブックマーク / sokalian.hatenadiary.org (2)

  • 「理系人間は頭が数学」という侮蔑 - 吾輩は馬鹿である

    鳩山由紀夫氏が政治家を志す前は応用数学の研究者であったことは比較的知られている。 工学博士である鳩山氏が、法学士や経済学士揃いの日政界の中で異色な存在であったことは疑いもない事実だ。そのことから、あるいは政治に新しい風を吹き込んでくれるかもしれないと期待した人も多くいたようだが、そのことが必ずしも誤っているとはいえない。 とはいえ、それにもあくまで限度がある。たとえばアルベルト・フジモリ氏と李登輝氏に何がしかの共通点を見出すことはできるかもしれないが、まさかそのことの要因を、両氏が共に農学博士であることに見出す人はいまい。 しかし、こと相手が鳩山氏となると、その良識が途端に働かなくなる人が多いようだ。鳩山氏が学者時代に研究していたモデルの「マルコフ性」という性質*1からの牽強付会で鳩山氏の思想を説明しようとする俗論が広くはびこっているようだ。先日、佐藤優氏の「知の欺瞞」 - 吾輩は馬鹿で

    「理系人間は頭が数学」という侮蔑 - 吾輩は馬鹿である
  • 佐藤優氏の「知の欺瞞」 - 吾輩は馬鹿である

    ブログは「トリアージ騒動」専門というのが来の趣旨であるが、元々私が「トリアージ騒動」にこだわる理由は、俗流の自称「人文系」をはじめとするたちによる実学の専門領域への侵略が世に罷り通っており、しかもそういう言説をものする人たちが「知の巨人」と扱われている*1ことに我慢がならなかったからである。それと同様の問題意識として、佐藤優氏が鳩山総理の学者時代の論文を読み解いたと称して垂れ流している言説にも私はずっと何かを言ってやりたかったのだが、ちょうどhttp://a-gemini.cocolog-nifty.com/blog/2010/02/post-5faa.htmlという話題提起があったので、便乗して書かせてもらうことにする。 結論から言うと、佐藤氏の数学理解は極めてお粗末なものであるし、それを割り引いてもそのようなことから鳩山氏の思想を読み解くことなど到底できはしないし、無意味である。そ

    佐藤優氏の「知の欺瞞」 - 吾輩は馬鹿である
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