筆者が38歳の誕生日を迎えた6月2日の夜、Twitterのタイムライン上に飛び込んできたニュースに目が釘付けになった。「核抑止の分野におけるロシア連邦国家政策の基礎」(以下、「核抑止政策の基礎」)と呼ばれる文書に、ウラジーミル・プーチン大統領が署名したというものである。 知られている限りでは、これ以前にロシアがこの種の文書を策定したのは、2010年の「核抑止政策の基礎」と「軍事ドクトリン」以来であるから、約10年ぶりの核戦略文書改訂ということになる。
軍事政権によって長期軟禁されていた間は「聖女」だったが、自由を得てからのスー・チーは「普通のオバサン」になってしまった、という新聞の評を見た。 驚くに足りない。押す力があってこそ反発する力が生まれる。突っかい棒を外された戸は自由に開閉する普通の戸になり、劇的なものがなくなる。 日本人は竹山道雄の『ビルマの竪琴』があるから、概してミャンマーに好意的である。そこへいま日中関係が悪化した。軍事独裁を緩めたミャンマーを見て「労賃の安い新工場が天から降ってきた」と安易に喜んだ経営者が多いのではないか。 万事に疑い深い私は、そんな簡単なもんやおまへんで、と呟く。 工場を中国からタイへ、カンボジアへ、ミャンマーへと移して製品の国際競争力を保とうとする社長には「東南アジアも結構ヤバイよ」と言いたい。 私はミャンマー政府に向かって、まず「お宅はなぜ北朝鮮と国交回復したの? これからも平壌と仲良くやっていくの
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く