カーボンナノチューブ等に関する安全対策について（提案要求）｜東京都（←この報道発表資料のトップへ戻る） 〔別紙１〕 平成20年2月22日 19福保健健第1470号 厚生労働省医薬食品局長 殿 労働基準局長 殿 東京都福祉保健局長 安藤 立美 カーボンナノチューブ等に関する安全対策について（提案要求） 平素より、東京都の福祉保健施策の推進に御支援を賜り、厚く御礼申し上げます。 さて、いわゆるナノマテリアルは、近年、研究開発が進み、急速に利用が拡大しつつありますが、同時にその生体影響の有無についても、国内外で研究が進められています。 日本トキシコロジー学会が発行する『ジャーナル・オブ・トキシコロジカル・サイエンス』（2008年2月号）において発表された国立医薬品食品衛生研究所の研究では、がん抑制遺伝子欠損マウスの腹腔内に高用量投与された多層カーボンナノチューブに、発がん性がある可能性が報告されています。 この研究結果は、安全性試験の第一段階であり
