22日夕方、神戸市北区で建設中の新名神高速道路で、およそ120メートルの橋桁の片側が下を走る国道に落下し、落ちた橋桁に挟まれるなどして作業員の男性2人が死亡し、8人がけがをしました。 この橋桁は有馬川と国道176号線を東西にまたいで建設されていて、橋桁の西側が国道の上に落ちていました。警察によりますと、橋桁の東側をクレーンでつり上げる作業をしていたところ、固定されていた西側が国道の上に落下したとみられるということです。 高速道路の下を走る国道176号線は、警察が周辺を通行止めにして調べていますが、これまでのところ巻き込まれた車はないということです。 道路を管理するネクスコ西日本によりますと、落下した橋は現在工事中の新名神高速道路の全長およそ500メートルの有馬川橋で、橋脚と橋脚の間に橋桁を取りつける工事をしていたということです。また当時、現場には作業員などおよそ50人がいて、警察によります