UCI(国際自転車競技連盟)は、2月5日、エドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、カチューシャ)のサンプルから禁止薬物メルドニウムの陽性反応が検出されたと発表した。12ヶ月のうちに2件目の陽性となったカチューシャには最長で45日間にわたってレース出場停止処分が与えられる可能性がある。 エドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、カチューシャ) photo:Tim de WaeleUCIのプレスリリースによると、2016年1月14日に行われたレース外コントロールで採取されたヴォルガノフのサンプルから禁止薬物メルドニウムの「違反が疑われる分析報告(AAF)」が出た。メルドニウムはホルモン調節薬および代謝調節薬に分類され、体液性免疫の活性化や心臓保護の効果がある。2016年1月1日にWADA(世界アンチドーピング機構の)禁止薬物リストに加えられたばかりだ。 エドゥアルト・ヴォルガノフ(ロシア、カチューシャ)