フェラーリSF15-Tのユニークなリアエンドのレイアウトに関するさらなる詳細が明らかになった。フェラーリの排気システムは、ギアボックス・ケーシングにある穴を通るので、従来の排気管レイアウトに比べ重心が下がり、パッケージングが改善し、リアのボディワークの「コークボトル」形状を強化し、それによって空力学的効率を高める。 ハイブリッド時代は、ターボと大型化したERSシステムを収納するため、ホイールベースが延長されたので、ギアボックス・ケースが長くなった。長くなったことを利用してさらなるアドバンテージが生まれている。フェラーリはまた、ギアボックスと排気システムをザウバーに提供しているので、C34も同じレイアウトを利用している。フェラーリは今シーズンこれまで、一定のダウンフォース・レベルでは力強い直線スピードがあり、優れた空力学的効率を見せている。 キミ・ライコネン(フェラーリSF15-T) 201
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