太陽。仏ツールで(2017年2月11日撮影、資料写真)。(c)AFP/GUILLAUME SOUVANT 【11月15日 AFP】太陽光を反射する粒子を成層圏に大量に放出することで、温暖化が進む地球を冷却する助けになる可能性があるが、その一方で、熱帯低気圧の強度に影響を及ぼす恐れもあるとする研究論文が14日、発表された。 英科学誌ネイチャー・コミュニケーションズ(Nature Communications)に発表された研究論文によると、反射性のエアロゾル(大気浮遊粒子状物質)を放出する範囲に応じて、北大西洋(North Atlantic)のハリケーンが弱まったり強まったりすることが考えられるという。 さらに、人工的に地球温度を下げるこうした取り組みにより、北アフリカ・サハラ砂漠(Sahara Desert)南縁部サヘル(Sahel)地域では、深刻な干ばつが引き起こされる恐れもあると研究チー
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