図1:ブンデスリーガ15-16シーズン全クラブのスプリント数、走行距離を図示化したもの。縦軸がスプリント数、横軸が走行距離。十字の線は平均を示す。 Jリーグが昨シーズンから公開している「トラッキングデータ」。試合において、選手がトップスピードで走った「スプリント回数(24km/h以上のスピードで走った回数)」とトータルの「走行距離」をランキング付けしたものが公式サイト上で閲覧可能となっている。 これと同様のデータを公式サイトで公開しているのがブンデスリーガ。この両リーグのデータをデータアナリストの庄司悟氏の分析をもとに比較すると、なんとも寂しい結果が浮かび上がってきた。 まず見て欲しいのは図1。この図は、ブンデスリーガ全クラブの今季前半戦のスプリント回数を縦軸、走行距離を横軸にしたもの。 目を引くのは、やはりバイエルン。ここまで平均支配率67%を記録する“グアルディオラスタイル”を極めてい
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