一方、同党は閣議前日の事務次官会議を「閣議を形骸(けいがい)化する官僚主導システムの象徴」(菅代表)と批判。政権獲得時にはこれを廃止して、閣議と副大臣会議を中心とした脱官僚・政治家主導の仕組みに変更することをマニフェストに明記している。 副大臣会議に法案審議委ねる 民主党、若手能力上げ狙う なんか以前も書いたような気もしないでもないけど。 まず名称だが、閣議の前日に行うのは「事務次官会議」ではなく「事務次官『等』会議」である。これは、会議の司会として内閣官房副長官が出席することから、出席するのが事務次官だけではないよ、ということを示している。正確な語を使ってもらいたいものだ。 さて、民主党は一貫して「事務次官等会議廃止論」を唱えている。しかし、官僚や有識者は「そんなことをしても無駄」と思っている。なぜか。 民主党は、閣議の前日に行われる事務次官等会議が政策を実質的に決定しており、そのため、
![2004-01-26 - 霞が関官僚日記 事務次官等会議廃止論と、政府内意見調整システム](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/06a15c64ba0ceec233d86d71001ebb29a9dcbf5d/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fcdn.blog.st-hatena.com%2Fimages%2Ftheme%2Fog-image-1500.png)