6月13日、黒田東彦日銀総裁は、最近の日経平均の大幅な下落の背景には、米国の金融政策をめぐる思惑があり、投資家が利益確定売りに動いているとの見方を示した。都内で4月撮影(2013年 ロイター/Toru Hanai) [東京 13日 ロイター] - 黒田東彦日銀総裁は13日午後、月例経済報告等関係閣僚会議に出席し、最近の日経平均<.N225>の大幅な下落の背景には、米国の金融政策をめぐる思惑があり、投資家が利益確定売りに動いているとの見方を示した。 会議に同席した内閣府幹部によると、総裁は会議の席上で、最近の株価動向について「これまでの上昇が急ピッチであったこともあり、米国の金融政策への思惑などをめぐって、投資家の利益確定が売りが広く見られたことなどから、大幅に下落している」と分析、説明した。
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