[CEDEC 2017]なぜゲームのモブキャラは「膝に矢を受けてしまって」程度しか話せないのか? 産業界の研究事例から学ぶ「AIと人との会話技術」 ライター:米田 聡 猛烈な勢いで進化し続けているゲーム技術だが,ゲーム中に登場するNPCとの会話の質は,10年前,20年前のゲームとさほど変わっていない。1対1の会話コミュニケーションを実現するようなタイトルでは会話のバリエーションも相応に増えてはいるものの,たとえばRPGに出てくる「村人A」「衛兵B」とかだと,プレイヤーの語りかけに対して,定型的な応答しかしなかったりするのがほとんどだ。それこそ,「膝に矢を受けてしまって」のような。 NPCの定型的な応答には独特の「味」があるものの,少なくともここに対話は成立していない CEDECでは毎年,人工知能学会との共同企画が設定されている。本稿で紹介するセッションもその1つだ 一方,産業界では人工知能
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