いわゆる「大阪都構想」をめぐって、大阪市内の団体が配ったビラや冊子に、住民投票に否定的な意見とともにクオカードのプレゼントが記載されているとして、大阪維新の会は、買収の疑いで警察に刑事告発しました。 大阪維新の会によりますと、大阪・西淀川区の団体が市民に郵送したビラや冊子に、都構想の住民投票の実施に否定的な意見とともに、「抽選で30人に1000円分のクオカードがあたるクイズ『都構想』があります」と記載されていたということです。 これについて、大阪維新の会は、公職選挙法で禁止されている買収にあたる可能性があるとして、10日、今井幹事長が大阪府警察本部を訪れ、刑事告発しました。 このあと、今井氏は記者団に対し、「こうした事例が許されれば、クオカードや商品券、現金を使ったクイズで住民を導くことにもなりかねない。公正な住民投票を行うためにも告発した」と述べました。 一方、団体側は、NHKの取材に対