樋口喜一郎という人物 占守島の戦いやユダヤとの関わりなど、最近再評価されている樋口季一郎大日本帝国陸軍元中将。 陸軍=悪という昭和的概念で歴史を論じるなら、樋口は間違いなく「良識的将軍」であります。 そんな樋口中将は、実は淡路島の生まれ。同じくユダヤ人を救ったと評価されている外交官、杉原千畝氏と比べると、淡路島でのその存在感は非情なくらい薄い。私も「島流し」で3年間住んでいながら、彼が淡路島生まれだと知ったのは最後の最後あたりでした。 それからすでに4年以上もの月日が経ってしまったのですが、今回改めて、樋口中将の淡路島での足跡を追ってみようと思い、島の南部を久しぶりに自転車で走って来ました。ダイエットも兼ねてだったというのは内緒です(笑 樋口喜一郎と淡路島 樋口季一郎の生まれ故郷は淡路島、現在の南あわじ市です。南あわじ市と言えば、「カミヌマグラード(笑)」という町があるように(笑)、関西人