昔の電車は? かつて走っていた地下鉄車両達の連結器も見ておきましょう。 森之宮検車場内にて保存されている、3008号車の連結器も覗いてみると… 森之宮形の自動密着連結器ですね。上部に配線穴があるのが、現在のものとの違いです。 初代100型の連結器はこんな感じ。製造は住友金属工業が昭和4年に最初の密着連結器として開発したものです。 上の穴はブレーキを伝えるブレーキ管、下は元空気溜管です。 見えづらいですが、下の両脇にも穴があり、こちらは制御管となっています。 何故違うのか? 同じ局内で何故2つの違う形状の連結器があるのかですが、当時の文献によると以下のような流れなのだそうです。 100型で採用した連結器を1200型まで採用(645kg) ▼ 5000-5500形(後の50系)から軽量化したモデル(ここではAモデルとします)を採用、400kgに ▼ 中央線の新規開業に伴い用意された6000形で