Transitiveというシリコンバレーの新興企業が、PowerPCからIntelチップへの移行に関して、重要な橋渡し役となる技術をApple Computerに提供しているが、同種の製品を悩ませたパフォーマンスの問題を懸念する声もすでに上がっている。 Transitive(本社:カリフォルニア州ロスガトス)は、Appleの「Rosetta」というソフトウェアにコード変換エンジンを提供している。Rosettaは、現行のPowerPCを搭載するMac用に書かれたソフトウェアを、今後登場するIntelベースのマシンで動作させるためのソフトウェアだ。TransitiveのCEO、Bob Wiederholdは、「Appleとはかなり前から協力してきた」と米国時間7日に語った。 Rosettaは、あるプログラムの動作中に、PowerPC向けのの命令を対応するx86チップ用の命令に変換する。変換でき
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