7000万円の貯金がある70代の男性に「あなたの夢は何ですか?」と尋ねたら、「世界一周旅行がしたい」と真顔で答えたそうです。 それだけ貯金があり、本当に行きたいなら、明日にでも行けるのに、行かない。行こうとしない。いや行けないのです。 その人はもう今更お金を使うことが出来ないのです。 普通のサラリーマンだったその人が、それだけのお金を貯める為に、どれほど節約の毎日を過ごしてきたか想像出来ませんが、今までお金を貯めることだけを目標に生きてきたその人は、貯金が減ることが耐えられないのです。 結局最後は、身内が相続するか、国に納付されてしまう。財産があるが故に、親族内で争いごとに発展するなんて、そこら中で起きています。 7000万は多いとしても、日本において、老人世帯の貯蓄額はかなり高いと聞きます。平均で2500万円だったかな。 でもそれを使おうとはしないから、経済が回らないとか。 貯金を切り崩