コスト最適化のご相談をいただくなかで、NAT Gateway に不要なコストが掛かっているパターンが多くみられます。また、そのような環境に限って NAT Gateway にかなりのコストが掛かっていることを把握されていないケースも少なくありません。 今回は見落としがちな NAT Gateway で無駄なコストが発生してしまうケース、何処へのアクセスで NAT Gateway を浪費してるかを確認する方法、そしてどのような改善パターンがあるかをご紹介します。 (本記事中で記載の価格はいずれも、執筆時点の東京リージョン価格を参考にしています) 目次 よくある構成 NAT Gateway に関わる料金のおさらい NAT Gateway 料金 AWS データ転送料金 実際の料金例 何が NAT Gateway を使ってるのか見当がつかない データ通信の方向を確認 VPC フローログから NAT G
Amazon Web Services ブログ [発表] Lambda 関数が VPC 環境で改善されます 本投稿は AWS サーバーレス アプリケーションのプリンシパルデベロッパーアドボケートであるChris Munnsによる寄稿です。 元の投稿からの更新情報: 2019年11月28日(PST): 次のリージョンに対して、元の投稿に記載されている改善を完全に展開しました:中東(バーレーン)。 2019年11月25日(PST):次のリージョン、米国東部(バージニア北部)、米国西部(オレゴン)、カナダ(中央)、EU(ロンドン)、EU(ストックホルム)、およびアジア太平洋(香港)に対して、これらのリージョンのすべてのAWSアカウントには、元の投稿で概説した改善を展開しました。 2019年11月6日(PST):次のリージョン、米国西部(北カリフォルニア)、EU(アイルランド)、EU(パリ)、ア
こんにちは、菊池です。 2018年4月18日(水)のAWS Black Belt Online Seminar を聴講しましたので、レポートします。 今回はAWSのもっとも基本的なサービスの1つ、「Amazon VPC」です。講師はアマゾンウェブサービスジャパン、ソリューションアーキテクト ネットワークスペシャリストの菊池之裕さんでした。 セミナースライドはこちらです。 レポート 本セミナーのゴール VPCのコンセプトに慣れる 基本的なVPCのセットアップができる 自社の要件にあった仮想ネットワークの作り方を理解する アジェンダ Amazon VPCとは? VPCのコンポーネント オンプレミスとのハイブリッド構成 VPCの設計 VPCの実装 VPCの運用 まとめ Amazon VPCとは? データセンターのデザインには何が必要? オンプレミス環境では:土地、電源、UPS、ラック、空調、ファ
ソリューションアーキテクトの安川 (@thekentiest)です。 先日Amazon Virtual Private Cloud (VPC)に、複数のVPC間をPeeringする機能がリリースされました。ネットワークで遊ぶのが好きな人(私含め)には心躍る新機能ですよね! これまで何らかの理由で複数のVPC間をつなぐ必要がある場合には、一方のVPCにVPNクライアントを立てたり、AWS DirectConnectの接続拠点のルータから折り返すヘアピンDXパターンなどが必要だったため、可用性・冗長性の確保やコストの部分で悩まれていた方も多いと思います。それがVPC Peeringの登場により、簡単なPeering設定とRouting Tableの変更だけで実現でき、コストや単一故障点の排除に悩む必要性から開放されるということで、たくさんのお客様から喜びの声を頂いております! 他にも、既存のV
分割の基準を2つに絞っても、9パターンもありました。各構成を1つずつ見ていきましょう。 1. 単一のAWSアカウントを使う この構成パターンは、一見単純です。しかし、すべてのシステムを1つのAWSアカウントの中に構築するため、アカウント内の環境はかなり複雑になります。 1-1. 単一のAWSアカウント、単一のVPC default VPC以外のVPCを1つ明示的に作り、その中に複数のシステム、複数の環境を混在させる構成です 1-2. システムの種類と環境の用途でVPCを分割 システムの種類でVPCを分け、さらに本番用と開発用など環境の用途によってもVPCを分ける構成です 1-3. システムの種類でVPCを分割 システムの種類によってVPCを分けますが、開発環境や本番環境を1つのVPC内に構築する構成です 1-4. 環境の用途でVPCを分割 環境の用途によってVPCを分けますが、複数の異なる
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