ソフトバンクグループが11月7日に2016年度第2四半期の決算会見を開催。孫正義社長が、ARM買収の手応え、国内外の通信事業について語った。 孫氏はARMのCEOと一緒に、同社の主要顧客7社に訪問したそうで、その際に「ARMは自分たちにとって必要不可欠な会社、今後10年分ぐらい契約(共同開発)したい」といったポジティブな反応を得られたことを明かす。「ARMには、10年分の製品ロードマップができている。10年先のロードマップを明確にできる会社はそうたくさんない」と評価し、「非常に自信を深めた、買って良かったとつくづく思った」と手応えを語った。 孫氏がARMのアーキテクチャで特に評価するのが「セキュリティ」だ。例えばクルマがインターネットに接続する「コネクテッドカー」が普及すると、人命を守るうえでもセキュリティが重要になる。「クルマが外部と通信をするということは、ウイルスやハッキングもコネクト
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