マイクロソフトの「Power Automate(パワーオートメート)」は、パソコンの操作や各種のデータ処理を自動化するツールの総称だ。なかでもパソコン操作を自動化する「Power Automate Desktop(デスクトップ)」は、デスクトップアプリとしてウィンドウズ11に標準搭載されるなど、自動化ツールの新定番となりつつある。 一方、Power Automateはもともと、各種のウェブサービスを連携させて、その操作やデータ処理を自動化するクラウドサービスだった。こちらは単なる「Power Automate」という名称だが、デスクトップ版と区別するために「クラウド版」と呼ぶことにする(図1)。本特集で取り上げるのは、このクラウド版だ。 図1 「Power Automate(パワーオートメート)」のクラウド版は、各種ウェブサービスと連携して、その操作を自動化するツールだ。Microsoft
IT人材、デジタル人材育成に向けた究極の策、教育が大きく動き出す。2022年4月から高校の「情報Ⅰ」が必履修化、全員がプログラミングやデータ活用を学ぶ。デジタル人材には知識やスキルとともに、新たなデジタル社会の行動規範が必要になる。 「デジタル人材は正直奪い合いの状態で、思ったように採用できないのが実情だ」。就職サービスなどを手掛けるマイナビの谷本健次人事統括本部採用部部長はこう明かす。DX(デジタル変革)の加速、デジタル社会の到来に伴い、IT人材、デジタル人材が企業で果たす役割の重要性は増す一方だ。 そんなデジタル人材を育成し、人材不足を解消する究極の策が動き出している。国家百年の大計、教育だ。企業や社会の要請に応えるように、実践的で未来を見据えたIT教育が様々な場所、組織で進んでおり、学校の現場も例外ではない。 毎年100万人がIT人材予備軍に 国民的素養――。文部科学省の高等学校情報
日本IBMがメインフレーム「zシステムズ」の新機種「IBM z16」を2022年5月31日から出荷する。4月6日の新製品発表会に登壇した渡辺卓也テクノロジー事業本部執行役員はz16について「現在のITにおける重要な3つのキーワードであるAI(人工知能)、セキュリティー、ハイブリッドクラウドのそれぞれに新しい価値を提供する」と宣言。パブリッククラウドへの移行の潮流がミッションクリティカルな基幹系システムにも及びつつあるなか、孤高のメインフレームメーカーは気炎を上げ続けている。 z16の特徴の1つであるAIについては、米IBMが開発したプロセッサー「IBM Telum」を搭載し「リアルタイムにAI推論を実施する」(渡辺執行役員)。1ミリ秒でAIの推論ができ、1日当たり最大3000億回の推論を実現できる。セキュリティーの面では業界初となる耐量子暗号システムを採用し、量子コンピューターの開発が進ん
「メインフレームを所持せずとも、クラウドで同様のコンピューティング技術を使えるようにする」――。 富士通は2022年4月6日、高度なコンピューティング技術とソフトウエア技術をクラウドで提供する新サービスの発表会を開き、同社のヴィヴェック・マハジャンCTO(最高技術責任者)は意気込みをこう語った。 2022年10月から提供を開始する新サービスの名称は「Fujitsu Computing as a Service(CaaS)」。同社と理化学研究所が共同開発したスーパーコンピューター「富岳」の技術を適用したHPC(ハイパフォーマンス・コンピューティング)、疑似量子コンピューター「デジタルアニーラ」、AI(人工知能)などのソフトウエア技術をクラウド上で一元的に提供するものだ。 いずれもAPI(アプリケーション・プログラミング・インターフェース)連携により、米Microsoft(マイクロソフト)の「
米Ankerは4月5日(現地時間)、同社初の3Dプリンタ「AnkerMake M5」を発表した。Kickstarterによるクラウドファンディングを開始しており、11月の出荷を予定している。競合機種の5倍の高速印刷とAIカメラ搭載による利便性を訴求している。 Kickstarterでは早々にプレッジの目標額をクリアしており、1台429ドル、499ドルのプレッジは終了済み。執筆時点では599ドルのプレッジが残っている。希望小売り価格は759ドル。 FDM(熱溶融積層型)方式で、印刷サイズは最大235×235×250mm。印刷速度は競合機種が秒速50mmなのに対し、エクストルーダーやアルゴリズムなどの改良などにより秒速250mmをうたう。ノズル径は0.4mmで、0.1mmの高精細印刷が可能。高速CPU、AIカメラを搭載し、印刷物がデータ通りに出力されているかどうかをリアルタイム監視するとともに
鳥 vs. AI ブドウ園を守るために飛べ、ドローン 長野県の企業が取り組む全自動鳥害防止システム:第31回 Japan IT Week 春 ワインの材料となるブドウの産地として知られる長野県。このブドウの生産は、鳥による被害に長年悩まされてきた。長野県では、ワインに換算して年間で約300万円相当のブドウが鳥害によって無駄になっているという。この鳥害をドローンで防ごうとするシステムが、IT展示会「第31回Japan IT Week 春」(東京ビッグサイト、4月6日~8日)で展示されている。 システムを作っているのは、通信機器の開発などを手掛けるマリモ電子工業(長野県上田市)。同社の関純常務取締役は「開発のポイントは、鳥を検出してからいかに速く、現場へドローンを出動させるか」と話す。 システムは、ブドウ園に仕掛けた定点カメラで鳥の姿を捉え、その位置情報をドローンに送信。ドローンを起動し、送信
► 2024 (317) ► 9月 (4) ► 8月 (39) ► 7月 (42) ► 6月 (38) ► 5月 (56) ► 4月 (36) ► 3月 (36) ► 2月 (34) ► 1月 (32) ► 2023 (393) ► 12月 (32) ► 11月 (30) ► 10月 (31) ► 9月 (35) ► 8月 (33) ► 7月 (35) ► 6月 (32) ► 5月 (45) ► 4月 (30) ► 3月 (31) ► 2月 (28) ► 1月 (31) ▼ 2022 (438) ► 12月 (31) ► 11月 (30) ► 10月 (32) ► 9月 (34) ► 8月 (41) ► 7月 (39) ► 6月 (32) ► 5月 (33) ▼ 4月 (45) ハピネス中華 舞舞 パーコー担々麵 らくばる 楽二郎 (5) 旬魚彩鮨 水仙 広島真鯛らぁ麺 花山椒 八丁堀店
► 2024 (121) ► 4月 (19) ► 3月 (36) ► 2月 (34) ► 1月 (32) ► 2023 (393) ► 12月 (32) ► 11月 (30) ► 10月 (31) ► 9月 (35) ► 8月 (33) ► 7月 (35) ► 6月 (32) ► 5月 (45) ► 4月 (30) ► 3月 (31) ► 2月 (28) ► 1月 (31) ▼ 2022 (438) ► 12月 (31) ► 11月 (30) ► 10月 (32) ► 9月 (34) ► 8月 (41) ► 7月 (39) ► 6月 (32) ► 5月 (33) ▼ 4月 (45) ハピネス中華 舞舞 パーコー担々麵 らくばる 楽二郎 (5) 旬魚彩鮨 水仙 広島真鯛らぁ麺 花山椒 八丁堀店 汁なし担担麵 (2) 麺屋 会心の一振り カツオ醤油 やまふじ ぶっかけうどん (19) 海風堂
► 2024 (120) ► 4月 (18) ► 3月 (36) ► 2月 (34) ► 1月 (32) ► 2023 (393) ► 12月 (32) ► 11月 (30) ► 10月 (31) ► 9月 (35) ► 8月 (33) ► 7月 (35) ► 6月 (32) ► 5月 (45) ► 4月 (30) ► 3月 (31) ► 2月 (28) ► 1月 (31) ▼ 2022 (438) ► 12月 (31) ► 11月 (30) ► 10月 (32) ► 9月 (34) ► 8月 (41) ► 7月 (39) ► 6月 (32) ► 5月 (33) ▼ 4月 (45) ハピネス中華 舞舞 パーコー担々麵 らくばる 楽二郎 (5) 旬魚彩鮨 水仙 広島真鯛らぁ麺 花山椒 八丁堀店 汁なし担担麵 (2) 麺屋 会心の一振り カツオ醤油 やまふじ ぶっかけうどん (19) 海風堂
9790円のキーボード一体型パソコン「Raspberry Pi 400」はHDMI入力のある高解像度ディスプレーで生きる! 筆者は情報石器時代に某社の社内研修でIBM S/370のアセンブラーをかじり、その後は趣味でFM-7とPC9801のプログラムを少し遊んだ。基本的にプログラミングの素養と適性はまったくゼロに近い素人だが、ミーハー度だけは極めて秀でている自信がある。 そんな昭和脳の筆者はRaspberry Piと聞くと、IoT系のインテリジェントな構成部品の一つか、キッズから成人までのプログラミング学習用コンピューターだと思ってしまっていた。なので秋葉原のパーツ屋さんで手に入れたラズパイボードも、宅内行方不明の状況だ。 そんな筆者が昨年秋、いつものようにぼ〜っとネットを眺めていた。そこで周辺機器さえ繋げればすぐに使えるキーボード一体型の「Raspberry Pi 400」という超コンパ
広島電鉄が3月に発表したスマートフォンのQRコードなどを使った新しい乗車券システムの波紋が広がっている。広島周辺の交通系ICカード「PASPY(パスピー)」を共同利用してきた広島高速交通(広島市)は新システムに不参加を表明した。決済手段の分断は乗客の利便性を損ない、客離れを招きかねない。「ラッシュ時には2分30秒間隔で運転している。読み取りが遅いと駅に乗客がたまってしまう」。新交通システム「ア
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く