時に爆笑を交えながら、食の冒険の楽しさや驚きを語り合った、久住昌之氏(左)と土山しげる氏『孤独のグルメ』の久住昌之氏(原作)と『食キング』『極道めし』などの作品を手がける土山しげる氏(作画)による『漫画版 野武士のグルメ』(幻冬舎/1260円)が発売! ふたりの食への情熱がぶつかり合う同コミックは、食マンガ界待望のビッグコラボであり、混迷するグルメ界の羅針盤だ。 主人公の香住武(かすみたけし)は第1話で、「己(おの)が腕ひとつ信じ、世を渡り歩く――誰にも遠慮せず己が道を――野武士ならば堂々と、そしてぶっきらぼうに……」と思い巡らす。 このセリフは、現在主流になりつつある「外食するならネットで検索」という風潮に真っ向勝負を挑んでいると言っても過言ではない。他人の意見に流されず、男の食を探求する両氏は、グルメサイト隆盛の時代をどうとらえているのか? “食の野武士”ふたりに大いに語り合ってもらっ