最近は週刊誌の立ち読みをほとんどしなくなっていたのだが、一昨日(16日)、たまたま本屋に置いてあった『サンデー毎日』と『週刊朝日』を覗いてみたら、どちらにも今年夏に行われる参院選の議席を予想する記事が出ていて、ともに自民党の圧勝と「安倍政権の改憲」に反対する野党(安倍政権以外であれば改憲を容認する政党を含む)の敗北を予想していた。安倍晋三が強気を貫き続けるのも道理だと思った。 そういう議席予想になるのは、何も安倍政権が行っている政治が良いからではなく、野党がふがいないからであり、さらにいえば野党の支持者たちがふがいないからだ。 最近特に私が気になって仕方がないのは、昨年末から今年初めにかけての共産党の2つの行い、つまり慰安婦問題をめぐる日韓合意に対する積極的評価と今年1月4日の天皇が臨席した通常国会開会式への共産党の出席をめぐる政権への反対者たちの沈黙だ。 いつもいつもネガティブなことばか