昨日の日記の読者から、Alan W. Paethの「A Fast Algorithm for General Raster Rotation」(Proceedings Graphics Interface '86 / Vision Interface '86 (May 1986), pp.77-81)という論文をお教えいただいた。以下の3つの三角行列の積で回転行列をシミュレートする、という優れモノで、かなり速い上に誤差が小さい。
技術部のフルタイムRubyコミッタの遠藤(@mametter)です。昨日の Hackarade #04 の開催報告に続き、2日連続で記事を投稿します。 今回は、ある条件下でのRubyの実行速度を高速化した話を紹介します。この改善はすでにMRIの先端にコミットされていて*1、年末リリース予定のRuby 2.6に含まれる予定です。 ひとことで言うと、「簡潔ビットベクトルを索引に使うことで、プログラムカウンタから行番号を計算するアルゴリズムをO(log N)からO(1)に改善した。これにより、TracePoint有効時やコードカバレッジ測定下で、長さ N のメソッドの実行が O(N log N) から O(N) に高速化される」ということです。順に説明します。 背景:Rubyのバイトコードの構造 この最適化を理解するにはまず、Rubyのバイトコードのある特徴を知る必要があります。 たとえば x
将棋の羽生善治さんが大一番に臨んでいる。平成元年から積み重ねてきたタイトルは通算99期。いま行われている将棋界の最高棋戦「竜王戦」七番勝負に勝って防衛に成功すれば、前人未踏の100期を達成する。一方、負ければ、現在保持している竜王の冠を失い、平成3年以来の無冠に。節目となる大勝負に“平成の大棋士”は、どのような心境で臨むのか。これまで、そしてこれからの将棋界をどう見ているのかー。対局が始まる3日前にインタビューした。(科学文化部記者 国枝拓) 10月8日の昼下がり。東京 渋谷のNHK放送センターの玄関に、羽生善治さんが姿を見せた。 私はこれまで、会見などで大勢の記者のひとりとして質問したことはあるものの、対面して話をするのは初めて。将棋界のスーパースターだ。タクシーか黒塗りのハイヤーで到着するに違いないと考えていた私は、拍子抜けしてしまった。一般の通行人に交じって、徒歩で、しかも1人で現れ
Two Sigma uses third-party advertising and advertising analytics cookies that allow us and our partners to serve your more relevant advertisements across platforms. You may accept or decline our use of these kinds of cookies by selecting “accept” or “decline” below. For more information about our privacy practices, please visit our Cookies Policy here.
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く