静止画なのに回っているように見える「錯視」について、深層学習(ディープラーニング)で自ら学習する人工知能(AI)も、人間と同様に「回っている」と誤って判断し、錯視が起きていることを、基礎生物学研究所(愛知県岡崎市)と立命館大学(京都市)などの共同研究グループが発見し、国際学術誌で発表した。 AIの深層学習は、世界のトップ棋士を次々と破った「アルファ碁」で注目を集めた新技術。画像など膨大なデータを読み込み、判…
◆『囲碁AI新時代』 王銘〓・著 (マイナビ出版・1717円) ◆『人工知能の核心』 羽生善治・NHKスペシャル取材班・著 (NHK出版新書・842円) 自分の頭で考えることこそ かつては夢物語のように思われていた人工知能(AI)が、現在では加速度的に進化している。人工知能研究の初期の頃からターゲットになったチェスや、囲碁、将棋といったボードゲームの世界でも、その変わりようは目覚ましい。AIが人間に追いつくことは永遠にないと信じられていた時代はとうの昔に過ぎ、AIと人間のどちらが強いかが話題になった時期もあっというまの短期間で終わって、今ではすでに、人間より強くなったAIと人間がいかに共存していくかが問題になる時代に入っている。そうした状況の中で、このテーマに関わる本が数多く出版されるようになったが、ここで取り上げる王銘〓(おうめいえん)『囲碁AI新時代』と羽生善治・NHKスペシャル取材班
単身世帯増に対応 母数拡大 テレビの視聴率を調査するビデオリサーチ(本社・東京都千代田区)は10月から関東地区の調査方法を変更した。単身世帯の増加や視聴方法の多様化という視聴者側の変化に対応した測定方法に変更することで、データの精度を向上させる狙いがある。 ビデオリサーチは1997年から関東地区の600世帯、約1800人を対象に、放送と同時に番組を見る「リアルタイム視聴」の視聴率を、世帯と個人の両方について調べてきた。 それから20年近くが経過し、単身や1世代のみの世帯が増えて世帯人員が減少したため個人の調査対象者が約2割減った。そのため、今月3日からサンプル数を600世帯から900世帯に拡大し、個人も約1500人から約2300人に増えた。
将棋棋士の三浦弘行九段(42)が対局中に将棋ソフトを使用した疑惑が浮上し、日本将棋連盟が出場停止処分とした問題で、三浦九段は18日、自らの潔白を主張する文章を、弁護士を通じて報道各社に公表した。「対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切ありません」と疑惑を改めて否定した。 反論文書は以下の通り 公益社団法人日本将棋連盟が発表しているとおり、私三浦弘行は、第29期竜王戦七番勝負に出場できないことになり、平成28年10月12日付で出場停止処分となりました。 このことは、私が対局中の離席が多く、私の指し手がコンピュータと一致する可能性が高いことなどから、私が対局中に将棋ソフトを使用していたのではないかという疑惑を持たれたことに由来しています。しかしながら、私がこれまで対局中に将棋ソフトを使用していたことは一切ありません。連盟が私に求めた、第29期竜王戦七番勝負に出場できないこと及び休場届の提出
◇あっさり引退 日本将棋連盟が運営するオンライン対局サイトで、今月10日に参戦した東大院生開発のコンピューター将棋ソフトが、アマチュアの高段者らを相手に9割超の勝率を収め、わずか5日間で歴代最高レベル(レーティング)に達した。4年前に初めてプロ棋士と対局し、渡辺明竜王を苦しめたソフト「ボナンザ」を超え、16日にはあっさり「引退」を表明。将棋ファンの話題をさらっている。 このソフトは山本一成さん(25)が開発した「ponanza」(ポナンザ)。今月初めの世界コンピュータ将棋選手権で5位に入り、会員数約24万人と最大規模を誇るサイト「将棋倶楽部24」に挑戦した。戦績は14日時点で62勝2敗。対戦成績などに応じて上下するレーティングは3211に達し、歴代の人間はもちろん、アマ5段クラスとされるボナンザの2800(当時)をも上回った。 対局は毎回満員の1000人が観戦した。人間側もさる者で、癖を見
シャープが12月に発売する電子書籍対応の携帯端末「GALAPAGOS(ガラパゴス)」=東京都港区で、南敦子撮影 シャープは27日、年内に発売するとしていた電子書籍対応の携帯端末を「GALAPAGOS(ガラパゴス)」とし、12月中に毎日新聞はじめ新聞・雑誌や書籍など約3万冊のコンテンツ配信と合わせて発売すると発表した。ガラパゴスは日本の携帯端末が独自進化を遂げ、世界標準からかけ離れることを皮肉るときに使われるが、シャープはこれを逆手に取り、「日本ならではのきめ細かなノウハウと技術を融合して、世界で独自の進化を遂げていく」のが狙いという。 具体的には、日本のユーザーの習慣に合わせ、決まった日時に新聞や雑誌の記事を配信する「定期購読サービス」を盛り込んだ。同様のサービスは、米アップルの「iPad(アイパッド)」、米アマゾン・コムの「キンドル」など、先行する電子端末にはない機能という。発売日や販売
米グーグルは29日、TBSテレビ、テレビ朝日と公式パートナー契約を結んだと発表した。同日から、インターネットの動画投稿サイト「ユーチューブ」でニュース動画の配信を始めた。日本の民放キー局がユーチューブとパートナー契約を結ぶのは初めて。TBSは今年2~3月、ドラマなど一部の番組を見逃した人向けにネット配信した際、ユーチューブの違法動画検出システム「Video ID」を検証し、一定の有効性があることを確認。このため、配信を決めた。テレビ朝日も違法投稿対策について対応の見通しがたったため、配信を決めたという。 TBS、テレ朝ともユーチューブの中に公式チャンネルを作り、TBSは「ニュースアイ」、テレビ朝日は「ANNニュース」動画を掲載。TBSはこれまでにもヤフー、MSNなどにもニュース動画を配信しており、「ユーチューブは多くの若者が見ている。TBSの番組を知ってもらい、テレビ番組の視聴につなげたい
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