ビジネススクール時代の日本人の友人で、研究畑に残った人が居る。 彼は元々教育関係の会社に勤めており、大学も人文系出身だ。 現在の専門は日本の技術者倫理で、なんでもかんでも技術者倫理的話題につなげたがる傾向がある。 まあ、研究者だからそれは良いのだけど・・・。 僕は学生の頃、一番最初に持った専門領域が科哲の科学技術倫理だった。 だから、彼とはそこそこ倫理の話題が出来る。 でも、僕は自分で勉強した結果、正直、技術者に対してそんな束縛するような明文化する倫理は必要ないと思っている。 技術は運用されて初めてその結果が生じるモノだから、技術者を明文化した倫理で完全に束縛してしまったらエネルギー技術も、自動車技術も停滞するだろうという立ち位置からそういう結論に至った。。 それはさておき、彼と話していて、『自分が信用できる技術者とは何か?』という話になったときに 『私が信用できるのは、デスマーチを乗り越