リンク集(英語圏) 英語圏を中心としたトランス排除に関する分析記事やリソースへのリンク集 リンク集(日本) 当事者や活動家/研究者らによる日本のトランス排除に関する記事へのリンク集
クドカン、坂元裕二…男性脚本家の「ジェンダーの描き方」に起きた、確かな変化 フェミニズム的な作品も出てきている 日本のドラマにおける「ジェンダーの描き方」が変わっている…と言うと、『逃げるは恥だが役に立つ』の脚本家である野木亜紀子に象徴されるように、女性脚本家がそれを牽引しているという印象を持つ方は多いだろう。 実際、前回の記事では、今クールでは『MIU404』の脚本で話題になった野木と、2021年に朝ドラ『おかえりモネ』を手掛ける安達奈緒子の脚本の作品から、日本のドラマのジェンダーの描き方の変化を主に取り上げた。言うまでもなく、二人とも女性脚本家である。 しかし、じつは男性脚本家の作品においても、ジェンダー観は大きく変わり、フェミニズム的な要素をもった作品が生まれている。今回は、男性脚本家はどう変化しているのかを追ってみたい。 『問題のあるレストラン』の先見性 日本で最初にフェミニズムを
「バタフライエフェクト」という言葉を、最近よく思い出す。 この言葉は、気象学者のエドワード・ローレンツが、1972年にブラジルで1羽の蝶が羽ばたく程度の撹乱が、遠くテキサスで竜巻を起こすような大きな影響を与えると語ったことに由来して、力学系の状態にわずかな変化を与えると、そのわずかな変化がなかった場合とは、その後の状態が大きく異なってしまうという現象をいう。 2004年には、『バタフライ・エフェクト』という映画も作られていた。過去に戻ることのできる能力を持つ主人公エヴァンが、何度も過去に戻り、昔の出来事を意識的に変えてみて、結果、大きな変化が生まれてしまった人生を、繰り返し経験するというような話である。 もしもあのとき……。そう思うことがどうも近ごろ多いのである。 プライバシーの自由と生存権保障インフラ 最近は、天災や経済危機は忘れる前にやってくる。経済学では、同じ「将来の不確実性」といっ
マイナンバー制のスタートでは、企業にも大きな影響がある。その点については、今後、施行ルールがはっきりするのに応じて、随時、このニューズレターで報告してゆきたい。 今回は、マイナンバー制の適用範囲がなぜ、徐々にしか進められないか、その歴史的背景から考えてみる。 マイナンバーの淵源は1968年に登場した「各省庁統一個人コード」の創設構想である。行政サービスごとにばらばらにつけられている番号は不合理であるとして、国民を一つの番号で統一しようという「総背番号」の提唱だった。しかし、ジョージ・オーウェルの小説「1984」に登場する支配者「ビッグブラザー」の社会につながるとして批判されて頓挫した。「ビッグブラザー」の社会とは、政府が国民・市民を監視して完全に支配してしまう社会である。全体主義国家が再来する危険があるとして強い抵抗があった。 次いで、1980年ころにひと騒動が起きたのが「グリーンカード」
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