タグ

ブックマーク / tsukurimono.blog70.fc2.com (2)

  • 物語の構造上、登場人物はかなり鈍感であっても構わない ミリオンアーサー速報

    フィクションの登場人物はかなり鈍感であっても許される。 典型的なのは、ラブコメっぽい設定で、登場人物が鈍感だったりするものだ。 登場人物が不自然に鈍感で、見ている方がやきもきするとか。 (お互いの感情に簡単に気づいたら、物語としては面白くないわけだ)。 あるいは恋愛の要素がない作品でも、登場人物が鈍感であることはある。 不自然な視野の狭さと言ってもいいかもしれない。 当然気づくはずのことに気づかないとか。 複数の選択肢があり得ても、ひとつの方法しかないみたいに突進するとか。 そういうのが許される。 つまり、登場人物は、自分の立場を冷めた目で見ない方がいいわけだ。 「視野が狭い」方が望ましい。 別の選択肢がありえても、それは無いものとして扱った方がいい。 逆に言えば、登場人物の視野が広いとつまらない。 ひとつのことにこだわらず、別の選択肢も踏まえたり妥協したりするとフィクションとしてはつまら

  • 集団よりも個人が強いのがライトノベル ミリオンアーサー速報

    主人公やヒロインは、相手が五人とか十人でも、ちぎっては投げちぎっては投げ……ということでもいいのである。 あるいはラノベやアニメではなくとも、剣士が出てくる時代劇などでは、殺陣の場面で、数十人の相手を一人で次々と倒していくというのが見せ場として描かれる。現実なら、四方を取り囲んで一斉に斬るようにするはずだが、それはフィクションだとない。数十人が一人ずつ主人公に掛かってくるという効率の悪い攻め方をするわけだ。 あるいはロボットアニメでも、主人公の搭乗する機体が戦局を決定付ける。 まあこの場合は、雑魚として敵を全部倒すわけではなく、雑魚を倒す場面を挟みつつも、主人公機の勝敗が全体の勝敗を反映しているような錯覚で描いたりすることが多いかもしれない。 ともかく、どう描くにせよ、個人が集団より強いみたいなヒロイズムが根底にある。 一個人がスーパーパワーを持っていて、それが全体を左右する。 普通の小説

    yugui
    yugui 2007/07/17
    面白い視点。て、それHackerじゃん。
  • 1