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ブックマーク / www.jagat.or.jp (2)

  • 書体を踏まえないで、字形の話はできない

    小学生の子供が勝手に漢字を覚える場合、印刷物を見て書き写していると、肩の第1画を横棒にしたり、冷の右の今の下のマがコザトのようになったりなど、混乱させられるし、学校でも矯正されることになる。漢字教育に関しては小学校の行過ぎた点画主義と批判される面もあるが、小学校以外の世界で標準字形が徹底していないことが、教育現場のかたくなさを生んでいるともいえる。 学習用漢字は教科書体で表すのがしきたりであったが、学習印刷物制作の便宜のために明朝もそれに習った字形のものが提供されるようになった。これはフォントデザインとしては奇妙なことであるが、実は中国台湾もそれに似たことをしてきた経緯がある。ユニコードのCJK(ISO/IEC10646、JIS X 0221)では中国台湾・日韓国の例字があるが、中国台湾はサンプルフォントだけの問題ではなく、かなり標準字形を決めて、公用文書にも使用を義務付けている

    yugui
    yugui 2007/01/07
  • 自動組版は、夢か幻か?

    DTPの作業効率を高めるために、自動組版とかデータベースパブリッシングということが話題になったことがあった。コンピュータに割り付けレイアウトをさせることは今に始まったことではなく、そもそも電算写植の初期の目的でもあった。百科事典など膨大なページを自動的に組むシステムが作られた。その後情報誌など、やはり先にバラで校正しておいて、レイアウトは出稿の最後の一日で一気に自動的に行って多ページ出力するようなシステムも作られた。 しかし1980年代に日でも電算写植が一般の印刷業に普及するに従って、百科事典のような多ページ処理よりは商業印刷や端物的な処理をどう電算写植で効率化するかが課題になった。そこでアルゴリズムによって自動レイアウトするのではなく、WYSIWYGで画面を見ながら手作業をするDTPの出番となったわけだ。その後にDTPでも原稿のテキストにタグを入れて自動組版するという、元に戻ったような

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