この暮れに、「竹熊が死んだ」「一命はとりとめたが、再起不能らしい」という噂が流れたらしいです。この際ですので、俺自身の筆で真相を明らかにしておきたいと思います。 まず、死にかけた話は本当です。12月19日に例の血管カテーテル検査をしましたが、これはかなりリスクの高い検査だったみたいです。もちろんお医者から事前の説明はありましたが、「まれに症状が悪化する人がいるけど、まあ千人いて4、5人くらいだから」とニコニコ説明されて、「じゃお断りします」と断固拒絶できる患者なんているんでしょうか。先生も、まさか本当に悪化するとは思ってなかったとは思いますが、実際にはあの世との境まで逝きかけてしまいました。そこからほぼ一日意識不明だったようですが、先生が開頭手術をおこない今度はもちろん成功して、こうして生きているわけです。本当に、俺に死んでほしいと日々願っている人がいるとすれば残念なことでした。 手術後は